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【家庭菜園】#11 PDCAとしての剪定

我慢の時、停滞期

前回の記録から約1ヶ月、梅雨明けから約3週間、定植から3ヶ月と3週間経過。

ナスは開花と落花、時々ハダニを繰り返して結実できないまま、徒長していく。
ピーマンは葉の矮小化が目立ち、なかなか芽(蕾)ができない状態が長く続いた。
これでは夏が終わってしまうと焦り、それぞれに対策を。

段階的更新剪定を試してみる

まずナスの状態として、
・開花した花の雌しべは雄しべよりも長い=肥料は足りている
・枝は一応伸びている(徒長)=栄養は足りている
・土が乾いたら水遣りをしており、乾燥はしていない=水不足ではない
という様子だったため、高温障害か株疲れにより結実してないと結論付けた。
高温はどうにも対処できないため一度切り戻しを行い、再起を図ることに。

ただ、初めての更新剪定ということで勝手がよくわからなかったため、段階的に実施した。
まずは黄色くなった葉っぱから。黄色い葉は光合成を行う葉緑素が少なく、葉を維持する栄養が葉の生産できる栄養を下回るのでは、という考えから。

黄色い葉を殆ど切り落とした。それでも花はどんどん落ちていったため、
次は8/12に最初の剪定。今まで成長を見守ったので心を鬼にして切り落とす。

剪定前の様子。葉が茂っている。

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不要と思われるオレンジ枠を切り落とし(切り落とした時点で花は落ちていた)、

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まだ残っている箇所が多いが、一度はこれで完了。

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それでも花がどんどん落ちるため、
最初の剪定から一週間後の8/19に更にオレンジの箇所を剪定して、

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小さい株になってしまった。

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調べると、本来なら全ての枝を強めに切り落とすようにも見受けられるが、蕾は切り落とせても花を落とせない心理的な問題で中途半端になってしまった気もする。

剪定する枝の決め方は、安直に枝の色で決めました。

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↑ 紫色でナスニンが多そう :残す
↓ 緑色でナスニンが少なそう:剪定

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これで最適な栄養循環になることを期待。

リービッヒの最小律

ハダニの被害はないが、
・成長が鈍り葉の矮小化
・蕾がなかなかできない
という状況のピーマンには、今までとは別の肥料を与えることに。
今までは窒素・リン酸・カリウムを主成分とする肥料をナスやピーマンに与えていたが、窒素が多いと吸水障害が起きるとのことで、カルシウムとマグネシウムを含む肥料を購入。人間も植物も栄養バランスが重要。高校の生物で習ったリービッヒの最小律(https://ja.wikipedia.org/wiki/リービッヒの最小律)を思い出す。

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葉が矮小化(しわしわ)してしまったピーマン

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カルシウム、マグネシウム追加後

追肥後は心なしか葉が綺麗になり蕾も大量に付き始めた。1ヶ月以上振りの開花も嬉しい。葉の様子に注意しながら追肥判断をしていきたい。

長梅雨、猛暑、台風?

記憶に新しいが今年の梅雨は長かった。
関東甲信では平年よりも11日遅い梅雨明けで(梅雨入りも3日遅れているものの)日照が恋しかった。(主に家庭菜園のため)

そして梅雨が明けたら一気に気温が上がり、今では暑くて葉が焼けないように注意しながら水遣りしている。それにしても赤い。

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今日14時の関東の気温(気象庁HPより)

そしてこの後の台風シーズン、十分警戒したい。
(ベランダのプランターをどう退避させるか、今から考えておかないと…)

今日の一枚

2年前の夏の花火。
また打ち上げ花火を観に行ける日が来ますように。

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