ASD他人に興味がない+改善
皆さんこんばんわ。
今回は「ASD他人に興味がない+改善」について書きたいと思います。
1周りから自己中だと思われがち+改善
皆さんはASDを持っていて「周りから自己中だと思われたり、自分でもどうしても他人に興味がなかったりして人間関係に困っている」ことはありませんか?
ASDの人で3つの特性があります。
●1人でいることを好む「孤立型」→内向型
●積極的に人と関わろうとする「積極奇異型」→外向型
●他人からのアクションがあれば応じるが、自分からは積極的に動かない「受動型」→両向型
「LITALICO仕事ナビの大人のアスペルガー症候群とは?症状・特徴・ASD「自閉症スペクトラム症」との関連性について解説」を参考にしています。
特に、自分が1人でいることを好むことを知っていればいいんですが、自分が初めから1人でいることを好むことを知らなければ「周りからよく自己中って呼ばれる。」、「家族から他人事のように意見を言うねとか」、「周りの流行に合わさないなんてどうかと思う」ような声が飛び交って自分の居場所がなくて学校や職場に馴染めない場合があります。
改善法は?
●1人でいても没頭するものを見つける
●とにかくやってみよう精神で気になることをやってみる
●自分が気になったものを深堀りしていく
●1人でいることを好むならわざわざ人が多い場所に行かなくていい。自宅で没頭したものを深掘りしていったほうが楽しい。
●自分が興味あることでSNSで繋がる。
●自分が没頭するものでビジネスにして人を喜んでもらったり、笑顔になったりするようにする。
2自分の興味があることに精一杯+改善
皆さんはASDを持っていて「自分の興味があることに精一杯」なことありませんか?
例えば、
偉人を例にすると
ビルゲイツ
彼は世界中のパソコンのOSとして使われているWindowsの開発者であり、マイクロソフト社の会長兼顧問です。
彼は広汎性発達障害「PDD」と言われています。
ビルゲイツは、天才児として高いIQだったらしいですが、素行はとっても破天荒だったらしいです。
ハロウィンパーティーでは2階から階段の手すりをうつぶせで滑り降り、骨折後完治していないのにウォータースキーをしていました。
ビルゲイツは1つのことに、長時間のめりこんでしまうことや、興味のある事になら雄弁を振るうが、それ以外の事になると会話が成り立たなくなってしまう。
じっとしていることができずに、常に体を揺り動かしていました。
1本調子で話し、声のトーンが変わらない話し方をするみたいです。
アルバートアインシュタイン
アインシュタインは20世紀に相対性理論を完成させて、物理学の常識を塗り替えた人物として有名です。
ノーベル物理学賞も受賞しています。
彼は、広汎性発達障害「PDD」の自閉症であったとされています。
3歳になっても言葉を話さなかったり、9歳になっても、自由にしゃべることができなかったり、学校でも友達とは遊ばずに1人で遠くから見ているだけだったり、語学や暗記なども全くできないが、数学だけは抜群の成績だったり、大学の試験では、数学以外の科目のせいで合格できず無試験で入れる大学に入学していたエピソードがありました。
アインシュタインは、興味のある数学や物理に特性を見出し追及した結果、相対性理論を完成させました。
ビルゲイツもアインシュタインもそうですが何かしらハンディキャップがあったとしても自分が興味ある事や長時間のめり込んでいる事や追及する事でビジネスのチャンスに飛びついて成功している方がいます。
→ビルゲイツやアインシュタイン以外にも織田信長、レオナルドダヴィンチ、モーツァルトがASDというハンディキャップを持っていても成功をしている人がいます。
改善は?
●人に頼る
●これは自分だと割り切って、相手は相手、自分は自分
●周りに理解してもらうように言語化しておく
●「自分の興味があることに精一杯」だから○○できないではなく 「言い訳」
→「自分の興味があることに精一杯」のお陰で唯一無二の自分になれました。「感謝」
3周りから嫌われていると思ってしまう+改善
皆さんはASDを持っていて「学校や職場に行くと何だか周りから嫌われている空気を感じる」とか「ここ最近、人との接点がなくて自分は周りから嫌われているのかな」と思ったことありませんか?
皆さんは他人軸で生きていませんか?
この考えは僕が尊敬している「八木仁平さん」によると
他人軸は他人の基準、つまり他人の軸で生きてしまっている人のことを言います。
自分軸は自分の基準で生きている人を言います。
自分軸で生きている人の特徴→太字で表示
他人軸で生きている人の特徴→細字で表示
使う言葉
自分は●●したい、●●したくない
●●すべき、●●してはいけない
判断基準
どちらが楽しいか?楽しくないのか?
どちらが正しいのか?悪いのか?
人間関係
人から嫌われたとしても、仕方ないと思っている
人から嫌われることを異常に恐れる
自由不自由
自分の判断で行動できるので自由
他人が認めていることしか出来ないので不自由
人の判断
人を判断しない
社会の基準で自分と他人を比較する
根本的な考え方
「心」中心で生きている
「頭」中心で生きている
答えの見つけ方
自分の内側から生き方の答えを出す
社会にある「本・SNS」の中から人生の答えを探し出す
仕事の意味
自分のために仕事をする
誰かの期待に応えるために仕事をする
やりたいこと探し
やりたいことが思いつく
やった方がいいことしか思いつかない
生き方
創造の人生を歩む
適合の人生を歩む
改善は?
表にある他人軸の「人から嫌われることを異常に恐れる」のではなく自分軸で「人から嫌われたとしても、仕方ないと思っている」ことを意識していけばいいと思います。
4学校も職場も孤独になりがち+改善
皆さんはASDを持っていて「学校も職場も孤独になりがち」になっていませんか?
状況によると思いますが、発達障害人間関係の記事の(4孤独を感じる→「孤独になると結果が出せる著者茂木健一郎さん」を参考にしています)を見てもらうと
著者茂木健一郎さんによると「孤独」と「孤立」に分かれます。
孤独には2種類に分かれています。
孤独は「ロンリネス」と「ソリチュード」があります。
ロンリネスとは「ひとりぼっちで寂しい状態」です。
ソリチュードとは「あえて1人になる状態」です。
一方で、
「孤立」はアイソレーションと言います。
アイソレーションとは「周りに誰もいない状態」です。
改善は?
孤独のメリット
●同調圧力を受けないことです。
●何かしら行動するときに決断が早く、弊害が少ないです。
昔は「みんな一緒」というのは過去の常識
今は「みんな違っていい」という多様性の時代
●孤独になるとフロー状態になれる
フローとは?
時の経つのも忘れて完全に対象に没入している精神状態を指し、その状態で人は自分でも思いもよらないほどの創造性を発揮し、深い充実感を味わうことが出来るとされています。
人が周りにいる時よりも、自分1人の方が勉強に集中できます。
若いうちに自分が夢中になれる好き、得意を早いうちから明確にしておく必要があります。
自分の好きをオープンにして自分の本当の仲間を見つけましょう。
私からは何か没頭するものを見つけて趣味→就職、副業→ビジネスへと発展させていこう。
僕が尊敬している「八木仁平さん」によると
最初は、何を始めるにも興味から始まります。
興味は「面白そう、気になる、知りたい」
↓ ←「興味から情熱へ育てていく」
情熱=好きの最高レベル「好きでたまらない、これが自分の人生をかけることだ、モチベーションが溢れ続ける」
知ってもらいたいのは最初から情熱レベルの好きなことを見つけるのは無理だということです。
好きなことは時間をかけることで興味から情熱に育っていきます。
皆さんも興味が湧いたことをやっているうちに、だんだん面白くなってハマっていった経験はありませんか?
注意してほしいのは内発的な好きと外発的な好きの違いです。
内発的な好きとは?
人の内側から生まれるモチベーション
●面白いからやる
●楽しいからやる
●興味があるからやる等
外発的な好きとは?
人の外側から与えられるモチベーション
●お金が欲しいからやる
●上司に言われたことからやる
●恥をかきたくないからやる等
理由は
①外発的な好きを重視すると、一生迷い続ける
内発的な好きだと自分の好きなことでブレずに生きられる
外発的な好きだと流行りに飛びつき時代の変化とともに軸が変わってしまって一生迷い続ける
②外発的な好きを選ぶと、不幸になる
興味や好奇心を大切にしたいという意識が強いと、年齢を重ねた時の幸福感が高まるという結果が出ています。
一方、お金や地位を大切にしたいという意識が強いと、幸福感が低くなるということが明らかになっています。
今回はここまでにします。
また更新します。
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