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【もう試した?】生成AIでDr.stretchイベントポスターを制作した理由

こんにちは、HARADAです!
今回は、当アカウント初のクリエイティブに関するお話をしたいと思います。

本題に入る前に軽く自己紹介!
デザイナーをしています、HARADAと申します。
普段は株式会社nobitelが運営するストレッチ専門店「Dr.stretch」やマシンストレッチ専門店「Dr.stretch FITNESS24」で使用する販促物のデザインを担当しています。具体的には広告バナーやLP、WEBサイト、店舗に設置するポスターや店頭でお客様にお配りするチラシ、パンフレットなどなど。

先日、自己紹介記事を書いてみましたので、お時間がございましたらぜひ!

さて、本題です。


画像生成AI「Adobe Firefly」を活用した理由

今回の制作で画像生成AI「Adobe Firefly」を活用した1番の理由は、「メインビジュアルに現実世界にはない建物の写真を使用しなければならなかったため」です。

前提条件をお伝えすると、制作したポスターはストレッチ専門店Dr.stretchの社内イベントD1-WGPのメインビジュアルとなるポスターです。
D1-WGPは年に一度開催され、全世界のDr.stretchトレーナーから技術力No.1を決める大会や全国の店舗対抗戦などが行われています。
今回で3回目、旧F1GPも含めると20回目の開催となります。
詳しくはこちら >

過去のイベントポスター。デザイン制作担当しました。

今大会では複数のビジュアル案がありましたが、「スタジアムの中にDr.stretch店舗で実際に使用しているベッドが置かれている様子」をメインビジュアルにすることになりました。

さて、ここで議題に上がったのはスタジアムの写真についてです。
イベント総合演出兼クリエイティブディレクターとの話し合いで決まったスタジアムイメージは「近未来感のある屋外のスタジアム」。
制作するにあたり、使用できそうな写真素材を探してみましたが、なかなか見つかりません。
というよりも、この世にはまだない、空想上の建物の方が見る人もワクワクするのでは??

「...よし、AIに画像生成してもらおう!」
ということで現実にはない建物を建築すべく、画像生成AI「Adobe Firefly」を活用してポスターを制作することになりました。

Adobe Firefly

結論:Fireflyのみで制作を完結させることはできなかった

結論からお伝えすると、Adobe Fireflyのみで制作することはできませんでした。
その理由は、下記3点です。

①イベント固有の素材を組み合わせる必要があったから
②イベントイメージに合わせて画像を加工する必要があったから
③印刷に耐えられるサイズに加工する必要があったから

【理由1】 イベント固有の素材を組み合わせる必要があったから

今回のポスターで使用しているイベント固有の素材には、Dr.stretchベッドやDr.stretchロゴ、イベントロゴなどが挙げられます。これらはメインビジュアルに使用する重要な要素です。
特にベッドはDr.stretchの店舗で実際に使用している物のため、画像生成で同じ物を入れることはできませんでした。

イベント固有の素材

【理由2】 イベントイメージに合わせて画像加工が必要だったから

実はD1-WGPというイベントはストレッチ専門店の社内イベントにも関わらず、レーザーや炎などの特効演出があったり、派手な音楽や映像、装飾が見られたりする熱いイベントです。
会場の盛り上がりを表現するためには、理由1でお話ししたイベント固有の素材を組み合わせたり、追加の装飾をしたりと、イベントの雰囲気が想起できる加工をしたりする必要がありました。

D1-WGPの様子

【理由3】 印刷に耐えられるサイズに加工する必要があったため

Adobe Fireflyで画像生成しダウンロードしたところ、画像データが1792×2304pxのサイズでした。
今回のポスターはA1用紙に印刷して納品する必要があったため、画像サイズが足りていません。そのため、印刷に耐えられるサイズに加工してから制作を進めることにしました。
詳しくは次の記事でお話しします。


以上の理由から、今回はAdobe Fireflyのみで制作を完結させることはできませんでした。
しかし、制作を終えた今の一番の感想は
「「「使い方によっては、可能性がありすぎる!」」」

実際の制作過程やその際に発生した問題、気づきを次の記事でお話ししたいと思います!

お読みいただきありがとうございました。
(「スキ」押していただけたら嬉しいです〜笑)

👇後編を読む

※こちらの記事は、株式会社nobitel/マーケティング部【公式】アカウントにて2023年12月27日に投稿した記事です。アカウント閉鎖に伴い、自分が書いた記事のみ再編集し、当アカウントで再投稿しています。

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