Indeed、スタンバイ、求人ボックスの仕組みを徹底解説!最強のWeb広告の理由とは
HRチャンネルの澤田です。
今回は、Indeed、スタンバイ、求人ボックスの仕組みや、なぜ成果が良いか、という理由について解説して行きたいと思います!
今はもう、求人媒体を使わずに応募を獲得する、自社サイトでの採用が効果を発揮する時代になりました。
自社サイトの運営において、課題になりやすいのは、どこから集客をするのが良いのか?というところですね。
Web広告もかなりたくさん種類があり、迷われている方も多いのではないかと思います。
でも迷う必要はありません、ほとんど答えはもう決まっています!
Indeed、スタンバイ、求人ボックス、この3つから絶対に始めるべきです。他のWeb広告と比べて、明らかに求人に特化しています。
今回は、この3メディアの仕組みと、求人で最強の運用型広告はなぜこの3つなのか、ということについてお話をしていきたいと思います。
Indeed・求人ボックス・スタンバイの仕組みって?
それぞれのメディアの仕組みについてお話していきたいと思います。
まずIndeedは知ってるけどスタンバイと求人ボックスって何?
という方、結構いらっしゃるんじゃないかと思います。
結論、スタンバイと求人ボックスは国内の会社がやっている和製Indeedだと思ってもらって大丈夫です。
3サイトとも仕組みはほとんど同じです。
全然イメージが沸かないよ!という方はIndeedが3つあると思ってください。
Indeedは検索したい求人の条件を検索窓に入れることで、条件と一致した求人を検索することができます。
法人営業と検索すれば、原稿に法人営業と書いてある求人が検索にヒットすると思ってもらって大丈夫です。
基本的に、求人ボックスとスタンバイも仕組みはほとんど同じです。
じゃぁ順位はどう決まっているのか?というのが気になるところかと思うんですけれども、様々な基準があります。
仕事内容、給与、検索キーワードとの関連性、あと原稿の充実度も見ていると思います。
一切ロジックについては公開されていないので、「検索されたキーワードに対して、Indeedが適切だと思う求人の順番で並んでいる」としか実は答えようがありません。
じゃぁ検索すればたくさん案件出てきますけれども、この求人はどこから取得してきているのか?ということについて考えてみたいと思います。
企業がIndeedに直接掲載している案件もありますが、多くはインターネットから取得してきています。
――――――――――――――――
クローラ(Crawler)とは、ウェブ上の文書や画像などを周期的に取得し、自動的にデータベース化するプログラムである。※wikiから引用
――――――――――――――――
案件の取得には、クローラーというプログラムを使っています。Wikiでは上記のように説明されていますが…ちょっと難しいですね。
まぁ、小さいロボットみたいなものをイメージしてください。
このロボットがインターネットの海を定期的に漂って、会社のホームページや、タウンワークとか求人媒体を回っていって求人情報を取得し、Indeedサイトにもって返ってくる、という感じです。
このロボットのことをクローラーと呼んでいます。
なので、Indeedにはインターネット上の求人がたくさん集まっています。
今流行りのアグリゲート型サイトって何?
Indeedには、タウンワークとか、バイトルとか、ほとんどの有名求人媒体が集約されています。
こういうサイトのことを、「アグリゲート型サイト」と呼んでいます。
アグリゲートというのは、集約という意味です。
インターネット上の情報を集めて、整理して、ユーザに提供するサイト、つまりIndeed、スタンバイ、求人ボックス、のようなサイトですね。
Googleの検索エンジンは、情報が網羅的であり、ユーザに価値の高い情報を提供するサイトやページを、品質が高いと判断して、検索結果の順位を上げていきます。
アグリゲート型サイトは、Googleの評価も高く、多くのキーワードで検索順位の上位を獲得しているので、集客に成功しているということです。特にIndeedは様々なキーワードで1位をとっていますね。
求人採用の常識の変化について
このアグリゲート型サイトが力を持つことで、求人採用の常識が大きく変わりました。
この図を見て頂きたいんですけれども、今まではタウンワーク、リクナビ、マイナビ、どの求人媒体から仕事を探そうか?と考えるのが普通でした。
ところが今はIndeedに行けば全媒体の求人が見れるわけですから、まずはIndeedに入って、応募したい求人を探し、求人が掲載されている求人媒体に最後にたどり着く、という流れに変わりました。
Indeedが当然一番人を集めるわけですから、みんなが広告を出したがるわけです。
そして今までは求人サイトを運用するとなると、CMをうったり、運用が難しいWeb広告を使う必要がありましたが、アグリゲート型サイトの出現で、比較的簡単に、高い成果を出すことができるようになりました。
なので、今は自社メディアでの採用が効果を上げているということになります。
無料枠と有料枠とその順位について
次にまたサイトの仕組みの話に戻ります。この3メディアは、広告を出すことができます。
Indeedの場合、こんな感じで無料の枠と有料の枠があります。無料の枠は、クローラーが獲得してきた求人が自動的に表示されています。
無料枠に掲載できれば大きな効果を発揮してくれますが、意図的に求人を出すとか、上位表示させるのがかなり難しいです。
なので、確実に求人を見てほしい場合は、この「スポンサー」と書いている有料枠に広告を出稿していくことになります。
そうすれば、お金を払う代わりに、確実に上位表示されてクリックを獲得できる、という仕組みになります。
これもIndeed、スタンバイ、求人ボックス、全て同じです。
アグリゲート型広告の成果が良い理由について
では、今度はなぜIndeed、スタンバイ、求人ボックスの有料広告の成果が他のWeb広告と比べて良いのか、ということについてお話をしていきたいと思います。
大きく分けて、3つの要因があるように思います。
無駄クリックが少ないこと、詳細なデータ取得が可能なこと、広告配信の精度が高いこと、この3つですね。それぞれ簡単に説明していきたいと思います。
無駄クリックが少なく、効率的な運用が可能
基本的にWeb広告というのは、クリック課金型が多いです。
例えばGoogleの場合、こんな感じでGoogleの検索結果に広告がでて、1クリックされたら、100円とか200円とか費用が掛かる、という仕組みでして、これはIndeedでも同じです。
注目したいのが無駄クリックと呼ばれる、応募に繋がらないクリックでして、これを減らすことで無駄な費用を削減することができます。
Googleはたくさんの人が使っているため、求職者じゃない人とか、本気で仕事を探していない人もクリックする可能性があります。
例えば仕事の探し方を探している人とか、何の資格をとればどんな仕事に就けるか調べてる人とかですね。
その点、Indeedに入ってきている人は、ほとんどが仕事を探している人のはずなので、無駄なクリックが起きにくいという特徴があります。
原稿レベルの詳細なデータが取得可能(Indeedのみ)
次に詳細なデータが取得可能、ということなんですけれども、これもIndeed特有の機能です。スタンバイと求人ボックスにはありません。
どの求人に何クリック入って、何応募入って、応募単価はいくらだったのかという細かいデータを見ることができます。
これがわかるのは、おそらく現状ではIndeedだけだと思います。
どの求人が費用対効果が良くて、どれが悪いのか、一目瞭然でわかります。
なので、「広告費用がどれにどれくらいかかってるのかわからない!」とか、そういうことにならないので、例えばこの原稿が反応が悪いから変えようとか、そういう施策が非常にやりやすく、効果をあげやすいということになります。
広告配信の精度が非常に高い
Indeed、スタンバイ、求人ボックスは求職者目線で作られているため、かなり精度の高い広告配信ができます。
例えばAさんは東京都練馬区で事務の仕事を探しているとします。
当然、練馬区と事務で検索をかけるので、それに該当する案件が広告で表示されます。
Bさんは神奈川県横浜市で倉庫軽作業の仕事を探してます。Bさんも横浜市、倉庫で調べるので、該当する案件の広告が表示されます。
つまり自分のたちが持っている求人案件に対して、適切な求職者に、無駄なくアプローチすることができるので、応募率も高くなりますし、無駄なクリックも少なくすることができます。
これを全自動でやってくれるのがIndeed、スタンバイ、求人ボックスになります。
他のWeb広告だとそもそも求人専用じゃないので、ここまで精度を上げられません。
なので、求人関係の運用型広告であれば、この3つが最強、ということになります。
Web広告はGoogle、Yahoo、Facebook、本当に色々ありますが、まずはこの3メディアの使い方をマスターするのが先決です。
もう他にやることが無い!広告費用はまだまだ余っているのに3メディアではこれ以上使えない!となった時に、初めて他のメディアを検討すべきという結論になります。
※HRチャンネルという、人事・総務・求人広告・派遣紹介業界の方向けのyoutubeチャンネルを運営しています。
ぜひチャンネル登録もよろしくお願い致します!