見出し画像

【効率的に採用したい!】あなたの会社は採用活動にSNSを活用すべき?

うちの会社、採用でSNSを活用すべき?


「ウチの会社の採用で、SNSを使うメリットってあるの?」

そんな疑心がゆえに、SNS活用に一歩踏み出せていない方は多いのではないでしょうか。SNSを活用するには、時間やリソースがかかります。
まずは、それに見合う効果が得られるかどうかの判断が重要となります。

この記事では、採用活動におけるSNS活用のメリットやデメリットについて考察していきたいと思います。ぜひ参考にみてください!

採用のSNS活用でできることとは?

SNSの活用は、採用活動においてさまざまな効果をもたらすと考えています。なかでも特に、①内定承諾率向上 ②採用活動全体の歩留まり改善 ③ミスマッチ減少 といった効果が期待できるでしょう。

①内定承諾率の向上

企業が採用活動において内定を出し、その内定を承諾してもらう可能性のことを内定承諾率と呼びます。
一般的な内定承諾率は50%前後と言われており、このパーセンテージを上げることができれば人材確保の効率が向上します。

SNSを活用することで、会社の魅力や働く環境、福利厚生などを効果的に伝えることができ、内定承諾率を高めることができます。

その会社について知っている「情報の量」が承諾のカギとなります。
当然ですが、大して知りもしない企業に入ろうとは思えないですよね。いかに企業理解が深まる沢山の情報を、内定承諾までの期間に与えることができるかが、重要なポイントになります。

②歩留まりの改善

例えば、同業界、同規模のA社とB社があるとして、
どちらかの説明会に行くとなったら日程が合う方、あるいは説明会時間が短い方にとりあえず行ってみよう、となってしまいますよね。

そこで「どちらがいいだろう」と考えた時に、A社はSNSに採用アカウントがあり、B社はありません。
A社のアカウントを見たら、若手社員がたくさん紹介されていて、雰囲気が良かった。そうなるとA社に対する興味がわき、説明会参加の優先度も上がるのです。

いわゆるマーケティングという部分で話をすると、ファーストインプレッションとかシェアという話ではなく、会社を知ってもらった後に興味を持ってもらうという興味づけと、興味を持ってもらった後のアクションプッシュという部分でSNSは効果があると言えます。

SNSを活用することで、会社の雰囲気や社風をリアルに伝えることができ、求職者が自らマッチするかどうか判断しやすくなり、その結果歩留まりの改善及び離職率の低減に繋がります。
採用におけるSNSの活用は、これら以外にも様々な効果をもたらす可能性があります。企業はこれらの効果を最大限に活かし、採用活動の効率化を図るために、積極的にSNSを活用していくことが重要です。

採用ターゲットとの不一致が減る(ミスマッチ)

採用ターゲットの不一致という点で、ここで下記のデータを見て頂きたいと思います。
こちらは採用業務における課題や問題のランキングです。(Indeed調べ)

1位「求める人物像と異なる人の応募が多い」(41.9%)
2位「求人に対する応募が増えない」(40.7%)
3位「面接日程・方法の調整にコストがかかっている」(21.7%)
4位「書類選考にコストがかかっている」(19.5%)
ソース:https://saleszine.jp/news/detail/3106

企業と求職者の間で認識の不一致という所が課題の4割を占めているという結果になりました。
多くの企業がこの課題に直面し、希望人物像に近い応募が増えないという部分でSNSという手段を検討する企業が増えています。
※裏を返せば、入社してからギャップを感じた新入社員が多いということ。

SNSを活用することは、そういった「希望人物像」にアプローチできるというメリットがあります。企業の魅力や求める人物像を正確に発信、さらにはそのような先輩社員の紹介なども発信できれば、企業と求職者の間での情報の不一致が少なくなります。

SNSの活用は採用活動における課題解決に役立つだけでなく、いわば会社と求職者のマッチングアプリのような役割を果たしてくれます(笑)
企業側も就活生や求職者の目線に立ってSNSを活用し、採用活動の質と効率化を図っていくことが重要です。

伝えたい会社の強みが伝えやすい

SNSを活用するとどのようなことがあるのか。

ここでは業界のイメージを撤廃し、会社の強みをダイレクトにInstagram発信した建築会社の成功例を見てみましょう。

ーある会社(A社)の事例ー
建設業界というのは従来から男社会のイメージや体育会系のお堅いイメージがあると思います。A社は福利厚生が非常に充実しており、女性にも魅力的な職場でした。しかし建築業界というだけで女性の求人はそう多くはありません。

そこでA社は建築業界にありふれたコーポレートカラーにとらわれず、ネオンカラーなどの鮮やかで派手な色をSNSで積極的に取り入れ、活躍している女性社員の紹介やワークライフバランスなどを紹介する事にしました。

すると嬉しいことに、SNSを通じて多くの電話やダイレクトメッセージが届き、その結果中途採用志望者の面談機会が増加したのです!
このように、リアルな職場の魅力や働く環境に関する投稿は、SNSを通じて求職者との間に新たなコミュニケーションチャネルを開拓し、採用活動において有益な成果をもたらしたのです。

このように「入社してみないと分からない部分」の発信は、求職者が最も求めている情報とも言え、採用に対して多大なるメリットをもたらすのです。

まとめ


最後に自分の会社がSNS適正値が高いのか、という部分をまとめたいと思います。

  • 社員の満足値が高い会社

  • 現実的な仕事内容やキャリアアップの情報を提供できる会社

  • 業界のイメージを変えたい、特定の職種に興味を持ってもらいたい場合

  • 競合他社との差別化を図りたい場合

  • 歩留まりを解消したい場合

  • 会社や業界の負のイメージを払拭したい場合

どの会社も当てはまる部分はあったのではないでしょうか。
悲しいですが、もちろん適正値が低い会社というのも存在します。

  • SNSは運用に時間がかかる

採用人数が少ない企業(1~2人)も、運用工数を考慮すると適正値が低いです。
また求職者が求める情報(入社後のリアル)を発信できない会社も不向きと言えるでしょう。
これらの要因を考慮しつつ、SNS活用を検討し効率を上げていくことが重要です。

皆様の参考になれば幸いです!
採用に向いているSNS媒体についてもこちらで記載しているのでぜひみてみてくださいね!
https://note.com/hr_sns_intertour/n/nabdca34ea3d1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?