2019年我が家アカデミー

ルール

2019年にあらゆる媒体で観た映画の中から、各賞の候補を2人で3つずつ挙げ、最終的に協議の上で受賞作を決定。昔一度観た作品は基本的に除外。


作品賞

受賞作:RAW 少女のめざめ

ノミネート:この世界の片隅に、雪の轍、エヴァ、アジョシ

寸評:
今年は圧倒的にRAWでした。その衝撃は未だに忘れられない、数年に一度の逸作。


監督賞

受賞者:片渕須直(この世界の片隅に)

ノミネート:キケ・マイーリュ(エヴァ)、高畑 勲(平成狸合戦ぽんぽこ)、ジュリア・デュクルノー(RAW 少女のめざめ)、イ・ジョンボム(アジョシ)

寸評:
ジュリア・デュクルノーも受賞に値した。今後の期待も込めて。高畑勲も同じように評価が高かったが、去年受賞しているので。


脚本賞

受賞者:ジュリア・デュクルノー(RAW 少女のめざめ)

ノミネート:片渕須直(この世界の片隅に)、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(雪の轍)、ギルバート・アデア(ドリーマーズ)、上田慎一郎(カメラを止めるな!)、Jussi Adler-Olsen(特捜部Q Pからのメッセージ)

寸評:
ジュリア・デュクルノーと片渕須直が監督賞と脚本賞を分け合う形でこのような結果に。僕としては、RAWの脚本は秀逸でした。


俳優賞

受賞者:ブラッド・ピット(リバーランズスルーイット)

ノミネート:ギャランス・マリリエ(RAW 少女のめざめ)、のん(この世界の片隅に)、レオナルド・ディカプリオ(華麗なるギャッツビー)、クラウディア・ベガ(エヴァ)

寸評:
正直、映画は凡庸でしたが、ブラピの存在感だけは別格でしたね。個人的にディカプリオもはまり役過ぎましたが、この年代のブラピは圧倒的です。


撮影賞

受賞作:RAW 少女のめざめ

ノミネート:アラジン、雪の轍、華麗なるギャツビー、マッドマックス 怒りのデス・ロード、カメラを止めるな!

寸評:
撮影という観点だけで言えば『カメラを~』も有力でしたが、作品として高い評価を得られず。『RAW~』は全体的に独特な構図を多く入れており、非常に新鮮味もありました。


美術賞

受賞作:エヴァ

ノミネート:平成狸合戦ぽんぽこ、華麗なるギャツビー、マッドマックス 怒りのデス・ロード

寸評:
全会一致でエヴァでした。綺麗過ぎた。


企画賞

受賞作:RAW 少女のめざめ

ノミネート:エヴァ、沈黙サイレンス、アラジン、カメラを止めるな!

寸評:
今年のこの賞は低調でした。これも企画自体で見れば『カメラを~』も有力でしたが、会員の支持を得られず。テーマの新しさということで受賞作が決定。


音楽賞

受賞作:アラジン

ノミネート:オーケストラの少女、グレイテストショーマン、永遠に美しく・・・

寸評:
懐かし過ぎた。改めて、アラジンのBGMの偉大さを思い知りました。





過去受賞作一覧

2018年
作品賞:聲の形
ノミネート:君の名前で僕を呼んで、ボヘミアン・ラプソディー、キャプテン・フィリップス
監督賞:高畑勲(かぐや姫の物語)
ノミネート:ルカ・グァダニーノ(君の名前で僕を呼んで)、山田尚子(聲の形)、ダーレン・アロノフスキー(マザー!)、ブライアン・シンガー(ボヘミアン・ラプソディー)、クリストファー・ノーラン(インセプション)
脚本賞:メアリー・ハロン&グィネヴィア・ターナー(アメリカン・サイコ)
ノミネート: ダーヴィト・ヴネント&ミッツィ・マイヤー(帰ってきたヒトラー)、ダーレン・アロノフスキー(マザー!)、ポール・ハギス(クラッシュ)
俳優賞:ジュリアン・ムーア(アリスのままで)
ノミネート:クリスチャン・ベール(アメリカン・サイコ)、ティモシー・シャラメ(君の名前で僕を呼んで)、トム・ハンクス(キャプテン・フィリップス)、ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディー)、レナン・オズターク(メルー)
撮影賞:マザー!
ノミネート:ゼロ・グラビティ、メルー、ボヘミアン・ラプソディ
美術賞:マザー!
ノミネート:ノクターナル・アニマルズ、ネオン・デーモン、猿の惑星:新世紀、かぐや姫の物語
企画賞:メルー
ノミネート:ボヘミアンラプソディー、かぐや姫の物語、 帰ってきたヒトラー、インセプション
音楽賞:ボヘミアンラプソディー
ノミネート:君の名前で僕を呼んで、ラ・ラ・ランド、はじまりへの旅、君の名は。

2017年
作品賞:ロブスター
ノミネート:レッドファミリー、GIFTED、マルホランドドライブ、マジカルガール
監督賞:ダルデンヌ兄弟(少年と自転車)
ノミネート:ホドロフスキー(エンドレスポエトリー)、スピルバーグ(プライベートライアン)、ジム・ジャームッシュ(パターソン)
脚本賞:カルロス・ベルムト(マジカルガール)
ノミネート:ヨルゴス・ランティモス(ロブスター)、ニック・ホーンビィ(ブルックリン)、デヴィッド・リンチ(マルホランドドライブ)、北野武(アウトレイジ最終章)、デヴィット・ヴェント&ミッツィ・マイヤー(帰ってきたヒトラー)
俳優賞:マケナ・グレース(GIFTED)
ノミネート:デニーロ(ラストベガス)、ジレンホール(Demolition)、マリオン・コティヤール(サンドラの休日)、アダム・ドライバー(パターソン) 
撮影賞:プライベートライアン
ノミネート:ダンケルク、エンドレスポエトリー、少年と自転車
美術賞:エンドレスポエトリー
ノミネート:グレートウォール、マイノリティ・リポート、ミッションインポッシブル・ゴーストプロトコル、エクスマキナ
企画賞:ダンケルク
ノミネート:シックスセンス、ロブスター、エンドレスポエトリー、神様メール、マジカルガール
音楽賞:シング・ストリート
ノミネート:ドリームガールズ、プライベートライアン、マジカルガール 

2016年
作品賞:ナイトクローラー
ノミネート:セッション、ヴィジット、フレンチアルプスで起きたこと
監督賞:ドラン(Mother,tom at the farm)
ノミネート:ホドロフスキー(リアリティのダンス )、ミッチェル(イット・フォローズ )、ボイル(スティーブジョブズ)、バームバック(フランシス・ハ)
脚本賞:ソーキン(スティーブジョブズ )
ノミネート:オストルンド(フレンチアルプスで起きたこと)、ギルロイ(ナイトクローラー)、ナイト(オン・ザ・ハイウェイ)、イニャリトゥ(バードマン)
俳優賞:ジレンホール(ナイトクローラー)
ノミネート:ピロン(Mommy)、ファスベンダー(スティーブジョブズ)、トレンブレイ(ルーム)、キートン(バードマン )、シモンズ(セッション)
撮影賞:バードマンあるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡
ノミネート:ゼロダークサーティ、サウルの息子、レヴェナント
美術賞:スティーブジョブズ
ノミネート:オデッセイ、レヴェナント、フレンチアルプスで起きたこと
企画賞:オン・ザ・ハイウェイ
ノミネート:イット・フォローズ 、サウルの息子、コングレス未来会議 、ザ・トライブ
音楽賞:セッション
ノミネート:Mommy 、ピッチパーフェクト2 、フレンチアルプスで起きたこと、フランシス・ハ、バードマンあるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡

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