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「私が子宮頸がんを乗りこえた話」作者のはたの有咲様に特別取材!➃

先日から、「私が子宮頸がんを乗りこえた話」の作者である、はたの有咲様に特別取材!ということで、第1回~第3回にて、漫画を描くことに至った経緯からご家族の接し方までご紹介させていただきました。

(❥❥❥前回の記事はこちら

第4回目となる今日は、治療の副作用による更年期障害のことについてお話をお伺いしました。

この記事を読んで、気になった方は是非漫画も読んでみてくださいね👀

第4巻について

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ーー更年期障害にて具体的にどのような症状を抱えていらっしゃいましたか。また、ご主人様の理解についても教えていただきたいです。

更年期障害は人により違いはありますが、
私の場合ホットフラッシュなどはないものの、治療後は倦怠感・不安感・不眠・めまい・冷えなどに悩まされました。

今はホルモン補充療法(HRT)の飲み薬で元気です。
主人も黙って日々の生活の手伝いをしてくれたり理解はあったと思います。

ーー冷えで体調に悩まされたとありますが、何か冷え対策で心がけていたことなどございましたらお願い致します。

その頃は本当に体調が悪かったので、とにかく冷えないように腹巻きをしてお腹と腰に張るカイロをしてました。
靴下も3足重ねてはいて冷たいものも控えていました。結局時間がたつにつれ症状はおさまり、今は冷えなどはありません。


ーー冷え性は女性に多く見られる症状ですが、これはホルモン分泌のアンバランスや自律神経のはたらきが乱れることに関係していて、血液の循環がスムーズにいかなくなることから生じます。
ケアとしては入浴、運動、食事などが挙げられます。
血行をよくするには入浴が効果的で、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体を芯から温めましょう。
また、適度な運動は、からだを温めて血液の循環をよくするだけでなく、体力の向上とともに低下していた自律神経の働きも高めてくれます。
さらに、栄養をバランスよくとることも大切です。ビタミンEは血行を良くし、ホルモンのバランスを調整する働きがあります。ちなみに、ビタミンEはナッツ類やカボチャ、うなぎ、たらこをはじめとした魚介類などに含まれています。

「なるようになる」

ーー体調を崩すなど、ポジティブに考えることが難しい中で、何か前向きに考えようと意識されたのですか?

元の元気だった頃の自分に戻れない焦りや不安でいっぱいでした。

母からの一喝で目が覚め『なるようになる!』と考えだし、毎日を楽しみだして少しずつ前向きになっていったと思います。

第4巻では、お母様との電話のやり取りのシーンも出てきます!

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今回は治療の副作用による更年期障害のことについてお話をお伺いしました。
次回はなんと最終回。子宮頸がんを経験したからこそ伝えたいメッセージをご紹介いたします!

参考文献

はたの有咲(2020)「私が子宮頸がんを乗りこえた話4」秋水社

佐藤製薬株式会社「冷え性とは?」
https://www.sato-seiyaku.co.jp/healthcare/womansbody3.html

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【この記事を書いたのは】インターン生 谷村早紀 普段はHatch Healthcare株式会社で、noteの記事作成やPR活動を担当

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