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「私が子宮頸がんを乗りこえた話」作者のはたの有咲様に特別取材!➂

早くも第3回目。「私が子宮頸がんを乗りこえた話」の作者である、はたの有咲様に特別取材!ということで、今回は、ご家族の接し方や入院生活で感じたことについて特別に取材させていただきました!
(❥❥❥前回の記事はこちら

この記事を読んで、気になった方は是非漫画も読んでみてくださいね👀

第3巻について

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明るい娘たちが助けに

ーー就活生の娘さんに家のこともしてもらっていたとありました。お子さんたちの行動やがんに対する考え方などに何か変化はありましたか?

治療後退院してからの自宅での生活は思ったようにはいかず明るい娘達に助けられました。

娘達の態度などはいつも普段通りでしたが、子宮頸がんに限らず『がん』という病気を身近に感じたと思います。


ーー「普段通り」だったのですね。ご家族はそれを意識して接してくれていたのでしょうか?

意識して普通通りに接してくれていたのかはわかりませんが、私としては家族がいつも通りで良かったと思っています。

家族からの心配する言葉は逆に聞くのがつらかったかもしれません。

ーー&Scanでも「家族がガンになったら」という記事でもご紹介しておりますが、家族の皆様が患者さんのことを理解することもそうですし、その患者さんを支えるためにも、家族の方がご自身のことを大切にすることもとても重要です。
はたの様のご家族は、はたの様の気持ちをしっかりと理解すると同時に、それぞれが自分自身を大切にしていたからこそ、普段通りの接し方ができたのだと思います。

入院生活が今では楽しかった思い出に

ーー入院生活に関して、「実はとても楽しいものでした」という場面がありましたが、はたのさんはポジティブに考えるのが得意なのですか?

ポジティブに考えるのが得意なのかどうかはわかりませんが(笑)
同室の方達が明るい方ばかりで色んなお話をさせていただきました。

おかげでふさぎ込む事もなく入院生活を無事に終える事ができ、
今では楽しかった思い出となっております。

ーー入院生活をする中で、持っててよかったと思うものまたは同じ病室の患者さんから勧められたものがあったら教えてください。

入院生活で術後などは歩くのもままならないし長い夜も眠れないこともあります。
そんな時、携帯電話(スマホ) と充電器は助かりました。
(もちろん電話する時は周りの皆さんに迷惑にならないような場所で。)

他の患者さん達も携帯電話は持ってこられてました。
あと、無事に治療が終わるようにお守りを持って行きました。

ーー入院中に4コマの話をつくられたとありますが、もしよろしければその作品について教えてください!

mini SUGAR』という小さめサイズの雑誌で、『うちらギャルず』という関西弁まるだしのJKトリオの4コマを今でも描かせていただいてます。

電子書籍では恋せよ!女子高生というタイトルで読めますのでまたよろしくお願いいたします!

ーーー
今回は、ご家族の接し方や、入院生活で感じたことについてお話を伺いました。

入院中に描かれた漫画も紹介していただいたので、気になった方は是非そちらも読んでみてくださいね📚

次回は第4巻についてお話を伺います。お楽しみに!


参考文献

はたの有咲(2020)「私が子宮頸がんを乗りこえた話3」秋水社

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【この記事を書いたのは】インターン生 谷村早紀 普段はHatch Healthcare株式会社で、noteの記事作成やPR活動を担当

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