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ドット絵でマップを描こう(中編)

真正面向きでも斜め45度でもない"微妙に前向き"の角度でマップを作ります。前回、平面タイルのテンプレートを並べるところまで進んだので、今回はそれを立体化します。

標準の地面の高さを決める

マップ立体化で最初にやることは、マップに配置するブロックの高さを決めることです。

24x32ドットのキャンバスに下合わせで描きます。

ここは特に迷わず"立方体"にすることにし、キリ良く"高さ16ドット"とします。こうしておけば、高さ半分サイズ(8ドット)のブロックを作ることも想定できます。

だいじなのはこのとき、実際に縦に積んでみることです。

ちょうど16ドット上に重ねます。

下のブロックの16ドット上に、もうひとつブロックを重ねてみました。ピッタリ重なり、縦のつながりもおかしくなさそうです。これでOKとしましょう。

高さ半分のパーツも作成

せっかくなので、いまのうちに高さ半分のパーツも作っておきましょう。あとで問題が生じて「やりなおし!」になるのは避けたいので、はやいうちに色々試しておきたいのです。

同じく24x32ドットのキャンバスに下合わせで描きます。

というわけで半分の高さ、8ドットのブロックを描きました。

うーん。ひとつ困ったことが起きました。

キャラメル食べたくなっちゃんですよね……ガマンしてテストを続けますけど。

立方体ブロックはどれでしょう?

というわけで、いっぱい並べてみました。横に置いたり、半分ブロック同士を重ねたり、立方体のうえに半分を積んだり。階段状の地形もできていますね。

なお、この山のなかに立方体ブロックは4つあります。よく見れば判別できると思いますがパッと見では「えーっと?」となるので、成功ではないでしょうか。

それと、こんなにたくさんあるとキャラメルはもう食べたくなくなりました。なんかもうお腹いっぱいです、不思議ですね。そういう意味でも大成功かもしれません!?

その他の基礎パーツを作成

地面は問題なさそうなので、あとはごく基礎的なパーツをいくつか作成します。

まずは、前回の記事タイトルにもあるように、「水」(半分ブロック)や、「ダミーの建物パーツ」(立方体)を作りました。

前回の記事タイトルにも使用したテスト中の様子。

さらに、今回のタイトル画像にもあるように「現在地を示すポインター」と「三角屋根の家」を作成しました。

ポインターは、なつかしRPG『真・女神転生』風味。

ところでこの「ポインター」と「家」、このマップの角度に合わせるのがなかなかタイヘンでした。今その制作過程について語ってしまうとあまりに長くなりすぎるので、いずれ個別のドット絵メイキングで紹介しようと思います。

さて、ポインター以外はまだテンプレートにすぎないのですが、もうそれなりに地図っぽくなってきました。次回、道や草地などを作ってひとまず完成させたいと思います!

(つづく)


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