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白玉饅頭元祖吉野屋さんの東京営業所、やってます!

文系ヒロ@本業副業EXです。EXとは、エンターテイメントトランスフォーメーションのことで、従来の仕事にエンタメを持ち込んだ概念です。「片づけの魔法」のこんまりちゃんの旦那さんが提唱しています。ちなみに、デジタルを持ち込むとDXですよね。

デジタルでも、導入の仕方によっては生産性は大きく変わるのでしょうが、歴史の縛りが多すぎてなかなか変われないケースは多いのかもしれません。歴史ったって、狩猟採集時代の膨大な時の流れからしたら、針の先程の短い時間なんですけどね。ぶちこわしちゃえ。

でも一方、仕事にエンタメの要素を加えると、一気に生産性が上がるような気がしませんか。さらに、それがすべて自分の一存で決められるとしたら?文系ヒロが取り組んでいる「本業副業EX」というのはそういう新しい価値を生み出す働き方のことをいいます。

どちらが本業でどちらが副業かというのは、あくまでも便宜的なものでしかありません。ヒロはいつでも本気です。本気で楽しんでいるのです。そこには、実現したい夢(ゴール)があり、山あり谷ありなのはむしろ当たり前の与件としてとらえ、日々奮闘を重ねています。

ジュベナイル小説のような?
漫画の「ONEPIECE」のような?
あるいは、ロールプレイングゲームのような?

25年間も出版業界で働いてきたので「本は何でも教えてくれる」ということを僕は知っています。めっちゃラッキーですよね。ネットで調べて、さらに深く本で知識を得れば怖いものなんてほぼありません。そんな風にして、次々に新しい武器を手にして、成長していきます。

もう、51歳なんですけどね!

まだまだ成長途上です。明日死んでしまう確率は若い人よりは高いですが、それでもかなり高い確率で明日も生きていると思います。今日より明日、明日より明後日。着実に前に進んでいきたいですね。もちろん、ダメな日があってもいい。

でも、必要以上に気にしないことです。
過去は変えられんばってん、未来は変えらるっけんね!笑笑

九州弁?が飛び出したところで、ようやく本題に入ります。僕は昨年3月、長く勤めた会社を辞めたときに、父方の本家筋にあたる老舗和菓子屋さんを応援する仕事をしたいと思っていました。それが、佐賀にある白玉饅頭元祖吉野屋さんです。

僕がはじめて、その美味しい白玉饅頭をいただいたのは、45歳くらいの頃でした。父が亡くなってしばらくした頃、古い戸籍謄本を持って、佐賀市役所に行き、溯れるところまで遡ってもらったのです。そんなこと、これまでしたことありませんでしたから、ちょっとドキドキしました。

そしたら、明治時代にご存命だった「吉村清兵衛」さんというお名前に辿り着いたのです。お昼を食べようと駅前のラーメン屋に入り注文して、着丼を待ちながら何の気なしにググってみたのです。「吉村清兵衛」というお名前を。そしたら…

明治時代にその方がはじめた白玉饅頭屋さんが、いまも営業中だということがわかりました。

日帰りで東京に帰る予定だったので、急いでタクシーに飛び乗り、そのお店に行ってみることにしました。佐賀の嵐山といわれる景色を眺められる美しいカフェが併設されており、そこで「名物の白玉饅頭とコーヒーのセット」を注文しました。

そこで僕は、繊細な甘さをたたえたこし餡を、独特の歯触りのある白玉の生地が包んだ「白玉饅頭」を生まれてはじめて味わったのです。厨房の湯気の向こうに見える方々は、もしかしたら僕の親戚筋の方々なのかもしれない…

そう思いながら、景色と饅頭と厨房を交互に眺めていました。それはそれは、不思議な時間でした。その後に起こった出来事は、後々お話しするとして、今日はひとまず話を現在に戻したいと思います。

本業副業EX。鴨ブックスの鴨頭さん、元祖吉野屋の六代目。おかげさまでどちらのボスにもご理解いただいて、いま僕は仕事を楽しませていただいています。本屋さんを元気にする出版社、明治から続く地方の老舗和菓子屋の味を東京の方々に知ってもらう仕事。

出版業界は、25年間僕がお世話になった業界です。そして、白玉饅頭は僕の命をつないできてくれた根っこです。そのf二つの仕事を、一生懸命、自分の時間を割いて自分の納得のいく形で取り組むことができるのです。外部との折衝も、zoomでできますし生産性高いですよね。

断然、濃密な時間を過ごしています。決められた時間に出社して、決められた時間に帰る仕事よりも。その前後に、まるで懲罰のような満員電車に揺られるよりも。古くて大規模な会社組織なら管理は不可欠でしょうし、そこにいないとできない仕事もあります。否定するつもりはありません。

でも、僕は本業副業EXに邁進して、70歳まで現役で成長していきたいと思っています。鴨頭さんも言ってますが、いまの世の中であれば50代はまだまだ成長盛り。昨年3月会社を辞めたときに、別業種に飛び出そうと思っていたのも、そんな思いの発露でした。

最近、45歳定年論のニュースが出たときに、45歳で転職なんかできるわけねぇだろ!とか世間からのバッシングが出まくっているのは、少し僕には理解できないのです。意見の違いなので、仕方ないとおもいますが。

鴨ブックスの仕事は出版業界とはいえ、これまでとは違う仕事ですので大きな成長につながっています。そして、白玉饅頭元祖吉野屋さんの東京営業所の仕事は全くの別業界。でも、これまで培ってきたECやSNS、マーケティングなどの知識は活かせるわけです。

書評などでコツコツ培ってきた「ライティング能力」はどこでも使えます。

当然、これまでとは違う方々と一緒に仕事をさせていただいているのですが、これまでさせていただいた仕事で学ばせていただいた財産を実感しています。僕の場合、自分で考えて自由にやらせてもらえた環境のおかげが大きとは思いますが。

会社を辞めてから1年間試行錯誤して、最後に僕が選んだ道は、二つとも大いにドラマ(ストーリー)があるものでした。自分で言うのも何ですが。('◇')ゞ。その経緯や過程を、それぞれnoteのマガジンとして、まとめていきたいと思っています。

いま、ワクワクしています。
お伝えしたいことがいっぱいあるので、楽しみにしてください。

ふたつのマガジンは週末に更新しようと思っています。
先週はじめた「鴨さんと出版社はじめました!」マガジンはこちらです。


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