リーキーガット症候群解消法 第五回 リーキーガットが肥満や糖尿病につながる
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リーキーガット症候群解消法 第五回 リーキーガットが肥満や糖尿病につながる

“腸漏れ”が病気をつくる


リーキーガット症候群解消法


第五回 リーキーガットが肥満や糖尿病につながる

文●体質研究所主宰 松原秀樹
構成●近藤友暁

 前回は、今まで常識的に考えていた「肥満や糖尿病になるのは、糖分やカロリーの摂りすぎである」という事柄が、実際の肥満や糖尿病に関する過去の統計データと食い違っていることについて、お話ししました。

 今回は、ゆるんだ腸壁=リーキーガットが、肥満や糖尿病につながっているということについて説明し、またリーキーガットになる原因物質の一つとして「果糖」について紹介していきます。


慢性炎症が、生活習慣病の共通病態である

糖分やカロリーの摂りすぎが、肥満や糖尿病の原因ではないならば、それでは一体、本当の原因は何なのでしょうか? 実は、肥満や糖尿病には「慢性炎症」が大きく関わっているのです。

1993年に「肥満と慢性炎症との関係」が報告されて以降、糖尿病、心血管疾患、ガンからうつ病にいたるまで、慢性炎症の関与が相次いで報告され、今日では「慢性炎症が、生活習慣病の共通病態である」と研究者の間では認識されるようになりました。(1)(2)(3)(4)

慢性炎症は、通常の炎症と違って発赤・腫脹・痛み・発熱などといった自覚症状がない“くすぶり型”の炎症です。通常の炎症が感染や外傷によって生じて自然治癒を促すのに対して、慢性炎症は「自然免疫系の異常」によって生じて老化を促します。

自然免疫系の70%は腸に集中していますから、主に「腸の異常が慢性炎症の根源」といえます。つまり、リーキーガット──腸の慢性炎症が、肥満や糖尿病をはじめ、あらゆる生活習慣病の根本原因ということです。

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