シェア
アートと記憶(山本豊津公式blog)
2018年11月8日 09:15
戦後の日本文化における岡本太郎先生の3つ目の役割を話します。我が国が戦後の復興を成し遂げ、資本主義社会の先進国である欧米に追いついたことを国民と世界に示す1970年の大阪万国博覧会で、シンボルとしての役割を担いました。万博のテーマ「人類の進歩と調和」のコンテクストを創ったのは、京都大学の生態学者、民族学者、情報学者、未来学者である梅棹忠男(1920〜2010)と東京大学の文化人類学