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悲劇のヒロインにならない。

こんにちは。帆澄です。
学業と就活に追われてなかなか更新できていないです。
今日は私が最近考えたことについて書きます。
私は辛いことがあったり、同時に多くの悩みを抱えたりすると、一人で考え込み、どんどん沼に嵌まっていってしまう傾向にあります。軽いパニック状態なのかもしれません。気持ちがずーんと沈んで、まるで自分だけが周りに取り残されているような感覚になります。日常生活の中で、自分が浮いていて、普段通り振る舞うことに背徳感のようなものを感じるのです。こんなに辛い状況にいるのに、普通の生活を送っている場合じゃない、と言った感じです。
この感覚はなんなんだろうと改めて考えた時に、私は自分のことを悲劇のヒロインであるかのように考えてしまうのだ、と思いました。周りはみんな幸せで平穏な生活を送っているのに、自分は辛くて悲しいことばかり。自分だけが非日常な辛い経験をしている。こういう風に、自分の置かれている状況をドラマチックに捉えてしまっているのです。
しかし、最近友人たちと話すなかで、考え方が変わりました。本当に当たり前のことだけれど、見落としていたのは、辛い経験をしているのは私だけじゃないということです。私は、世界の悲劇のヒロインではないわけです。私は、自分は比較的ハードな人生を送ってきたと思っていました。しかし、友人たちの話を聞いていると、みんな、許せない人がいたり、長年抱えているトラウマがあったり、普段の友人の姿からは想像できないような傷を負っていました。順風満帆な生活をしているように見える周りも、傷つき、失敗し、辛い経験を乗り越えてきたのです。それに気づいた時、私の心は軽くなりました。自分が悲劇のヒロインだと思っていたからこそ、自分は落ち込み、悲しみに暮れるべきであると暗示をかけていたのだと思います。自分は悲劇のヒロインじゃない。「みんなと同じように」、辛いことを経験しながら、生きているんだ。
はじめに書いたように、最近は学業と就活に追われて、心に余裕がどんどんなくなってきています。でも、悲劇のヒロインぶって落ち込むのではなく、自分のことをしっかり客観視して、現状に向き合っていきたいです。


最後まで読んでくださりありがとうございました。感想や意見などあれば聞かせていただけると嬉しいです。




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