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良い習慣を作るための「WOOP」


良い習慣は身についていますか?あなたにもし目標があってその目標を達成するには、習慣を作ることが一番の近道です。「毎日の積み重ねが大事」ってやつですね。

以前も習慣について解説してその結果「やりたくないことを辞めることが大事なので、やりたくない事を始めるのにかかる時間を20秒以上にしましょう」という話をしました。

前回お話した事は習慣を身につけるために、邪魔なものを排除していくという方法をとりました。今回はもう少しヘビーな内容で、少し考える時間が必要かもしれません。ただし効果は絶大です。使うかどうかはあなた次第。



目標を立てるときに問うべきWOOP



WOOPとは4つの単語の頭文字をとっています。

Wish 希望
Outcome 結果
Obstacle 障害
Plan 計画

それでは早速それぞれについて解説していきましょう。


Wish


目標にしたい習慣を作ります。こんなことできたらいいなーという希望を具体的な内容に落とし込みます。例えば「〜〜を〇〇分やる」とかですね。

以前に話したif-thenプランニングなんかを組み合わせると効果大です。


Outcome


Outcomeとは結果として得られるもののことです。今回は結果として理想像を想像してください。ここでいう理想像とは大金持ちの自分を想像するとかいう話ではありません。今回習慣にしたいことを習慣に出来たとして、自分がどう変わっているかを想像するということです。

いつもは簡単に済ませてしまっているかもしれませんが、ここが最も慎重に進めるべき部分です。

ここでの失敗例は「想像した理想像がさほど幸せそうでない」場合です。習慣化の失敗の原因で大きいものとして、大して重要でないことを習慣にしようとしていることが挙げられます。習慣を作ることで大事なことは、自分にとって本当に価値のあることを習慣にすることなのです。


Obstacle



習慣を続ける上での障害について具体的に想像します。現在からOutcomeで設定した理想の結果のギャップを考えて、その道のりで起こりうる障害をとにかくいっぱい出してください。しょうもないものから重大なことまで何でもOKです。


Plan



最後に計画を立てます。言わずもがなですが、Obstacleで考えた障害への対処を組み込みながら計画を立ててください。具体的な行動のリストを作って予定が立てられたら完璧です。

例えば「〜〜(誘惑の少ない場所)で〇〇時(誘惑の少ない時間帯)に✕✕する(自分にとって本当に価値のあること)」

といった感じの計画になれば、うまく誘惑に対処できた習慣ができています。

今回はWOOPという目標達成のテクニックについて紹介しました。この手法を使うことで大幅に目標達成率を上げられます。この手法が他の方法に比べて良い理由は「本当に価値のあることを習慣にすること」と「障害を事前に出しておくことで、とにかく行動に集中できるようになること」にあります。

WOOPを作るときにこのようにじっくり考えることで、習慣を行うときに何も考えなくて良くなるのです。要は習慣を作るのが難しいなら、サルでもできる習慣にすればよいのです。習慣の敵は、不安感などの別の思考です。そういった思考を消し去って、とにかく集中できる場を作るようにしましょう。

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