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仕事を探すときに考えるべき3つのこと

仕事選びは難しいです。自分の好きなことは簡単に仕事にならないし、いざ選んだ仕事が自分に合っているかもわかりません。

そんな仕事選びで迷っているあなたのために、今回は仕事選びの3つの条件に付いてお話しようと思います。

早速ですが、あなたが良い仕事を探すときに考えるべきことは、以下の3つです。

1.この仕事と自分は相性が良いか?
2.仕事を通じてどのくらい影響を及ぼせるか?
3.自分の将来にどれだけプラスになるか?

これだけだとわからない部分もあると思うので、それぞれ解説していきましょう。

1.この仕事と自分は相性が良いか?

これは、世の中には自分に合った仕事があって、それを見つけるべきだ!といったことを言っているわけではありません。人は仕事を続けていくうちに魅力を感じられるようになっていくものです。多くの成功者が仕事に対する熱意を語ります。しかしその熱意は初めからずっとあったわけではなく、徐々に増していったものなのです。

ただ、自分はこの仕事をする上で続けられるだけのモチベーションを保てられるかを知るということは重要になります。そのうえで簡単な指標があるので、参考にしてください。


1.自律性
どれだけ仕事をコントロールできているか?
2.完結性
その仕事は業務全体の何割を占めているか?自分の貢献は目に見えるか?
3.多様性
仕事内容に多様な技術や知識が問われるか?
4.フィードバック
成果を正しく評価できるか?
5.貢献度
自分の仕事が他の人の幸福にどのくらい影響しているか?

これらの5要素は満足度・モチベーション・生産性を左右します。他には、満足度を挙げる要素は、同僚からのサポートや通勤時間など、熱意とは関係のないものばかりです。熱意は仕事を始めれば後からついてくるので、仕事を決めるときに考えるべきことではないのです。

2.仕事を通じてどのくらい影響を及ぼせるか?

例えば、非営利団体でボランティア活動をするのと医者になることを比べたとしましょう。もしあなたが多くの苦しんでいる人を救いたいのであれば、発展途上国に行けるボランティアのほうが良さそうだと思うかもしれません。

しかし、ちょっと待ってください。医者になったときに、その給料のほとんどを寄付した場合、ボランティアをするよりも格段に効果を及ぼせるはずです。

一人で現地に行くと数人しか相手できないので、自分の体力次第でおのずと救える人は限られます。しかし寄付であれば、多くの人を同時に救うことができます。例えば、ワクチンや駆虫によって寄生虫を駆除することができます。

これは、他の仕事でも同じです。あなたの仕事で多くの人が同時に救われるのであれば、それだけの影響力があるということです。自分の与えられる効果の範囲を知ったうえで、仕事選びをしましょう。

3.自分の将来にどれだけプラスになるか?

今できることが限られていても今後スキルを伸ばせば、さらに良い仕事に就くことができるようになります。そのチャンスもこれから就く仕事にかかっているわけです。

目指したい方法をまず決めて、そのスキルの磨ける仕事に就きましょう。自分磨きとお金稼ぎを一括で行うのです。長期的な視点を持つことで、現在の環境に対するストレス耐性も付くようになります。将来を見据えて今爪を研いでおきましょう。

今回は、仕事の選び方についてお話しました。仕事が変わる時の迷いは簡単に解決するものではありません。そういった迷ったときに、この指標を思い出してもらえればと思います。後悔しないはずです。

参考 <効果的な利他主義>宣言! ウィリアム・マッカスキル

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