可能性は広がっている。
必ずこれが正しいってことは、なかなかない。
これで大丈夫だと思っていたことが、いざという時通用しないってこともある。
穂崎です。
あらゆる可能性を考えて、これは無理だろうという無謀なことでも一度考えてみなければわかりません。
今回は、「広い視野で可能性を考えること」について書いていこうと思います。
私は今、教師をめざしており、大学で教職課程の授業を取っています。
その中で、後期になって新しく取って、今日初めて受けた授業があります。
その授業では、さっそく課題が出されました。
それは、『「学生生活における児童生徒の安全・安心」をテーマとする研修プログラムの作成と実施』というもの。
二人一組のペアワークで、パワーポイントを作って喋って、ほかの学生さんにグループワークをしてもらったり考えてもらったり意見を共有したりと、大学の演習の授業みたいなことをします。
先生は、同じテーマで過去にやった先輩の講義を紹介という形で実践してくれました。
テーマ、内容は、「災害時子どもを安全に避難させるためにどうすればいいか」というもの。
その中で、実際にあったものを例にあげて、東日本大震災の時と同じ状況で自分がその場の教師だったらどうするかをグループワークで話し合いました。
その時に聞いて思ったのが、あらゆる可能性を考えておくことがどれだけ大切かということ。
この状況ならこの経路では避難できないなと思っていても、実際はそれが一番命を守れる方法だった、ということがはっきりと出たのが、東日本大震災でのこと。
これはその場にいた教師の判断ミスだとされたけど、普通に考えてありえない、できるはずがないと思われていた逃げ道を、誰が正解だと思えるでしょうか。
難しい問題だなと思います。
その時になってみないとわからない。
その時になっても、予想外のことは立て続けに起きて、どうすればいいかわからなくなる。
その結果助けられなかった命がある。
そうならないためにどうすればいいのか?
あらゆる可能性を考えること、これが一番なのかなと思います。
これはありえないと思うようなことでも、それをありえないからと切り捨てるのと、ありえなさそうだけど…と考えるのでは見え方が変わってきます。
どれが正解かなんてわからない。
わからないけど、考えることは出来る。
そうやって考えて、新しく生まれた答えが、誰かの命を救うこともある。
あらゆる可能性を考えることが大事になるのは、普段の日常でも同じなところがあると思います。
狭い視野でしか見れていないと、限界が来て「分からない」「もうダメだ」と思ってしまうので。
広い目で見たらそこに答えがあるかもしれない。
可能性は広がっている。
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