【実例あり】各ショート動画(YouTubeショート,TikTok,Instagramリール)の仕様とニーズを理解した企業SNS活用とは?
最近私の研究材料の一つとして取り組んでいるのが、SNSのショート動画投稿である。ショート動画の代表的なものでいえば、『YouTubeショート(Shorts)』『TikTok』『Instagramリール(Reels)』の3種である。
私はInstagramのリールとTikTokの配信を定期的に行っているが、YouTubeも含めて各ショート動画の仕様とニーズについての考察をまとめてみた。
各SNSのショート動画の仕様
YouTubeショート、TikTok、Instagramリールの各仕様は下記になる。
・YouTubeショート
動画尺:60秒以内
サイズ:1080x1920、1080x1080
その他:#Shortsとつけるとショート動画として認識される、広告での収益化〇
※規定を守っていれば別につけなくても良い
・TikTok
動画尺:15秒~10分
※インスタント投稿は15秒、30秒、3分
サイズ:1080x1920
その他:PC投稿はやりにくい、iOSとAndroidでアップできる容量が異なる、広告での収益可✕
・Instagramリール
動画尺:10秒、30秒、60秒、90秒
サイズ:1080x1920
その他:PC投稿はできない、広告での収益化✕
共通点はスマホの縦で見やすい9:16のクリエイティブサイズである。違う点は動画尺にアップ容量、広告収益化可否にある。
YouTubeショートの広告収益化は2023年2月に開始されたが、条件は登録者1000人以上、直近90日で1000万回と新規参入者にとってはハードルが高い。
また各プラットフォームの違いとして、YouTube以外の2種は概要欄などにリンク設置ができないところも抑えておくべき点だ。
各SNSでショート動画の閲覧ニーズが違う
私も実際TikTokとInstagramリールを配信する中で、同じ動画をいずれのプラットフォームで配信した際の伸びが違うと感じている。
上記動画はTikTokとInstagramリールで発信したのだが、TikTokよりリールの方が再生回数が高い(下記がリール)。
一方でTikTokはハマれば、登録者数に関わらずバズ動画が発生する。下記は執筆時点で36万回の再生数を記録している。
いっタビ関西の投稿から見る傾向として
前提にTikTokとInstagramでのアカウントコンセプトにやや違いがあるのは加味しなければならないものの…
TikTokは世間で言われるZ世代中心の視聴層が多く、彼らが視聴してくれるか否かでバズが起こせるかが変わってくる。そんな中TikTokの動画コンテンツには『ポップさ、軽快さ、ちょっとしたエロさやボケ』というエッセンスが必要になってくる。
一方でInstagramは、若年層もさることながら40代男女あたりまで幅広く、使用率も高いため、照準を合わせるターゲット層に対して動画エッセンスを変える必要がある。
YouTubeもInstagramと同様で、ターゲット層がより幅広くどのような見せ方にするのかが重要だ。ただし60秒以内という各ショート動画の仕様で最も短尺なので、通常動画との棲み分けも大事になってくる。
企業がショート動画を活用するには?
まずは各SNSのプラットフォーム特性とショート動画の仕様を理解したうえで、自社サービスなのか企業ブランディングなのか、はたまた何を発信していくのかの初回設計がとても重要になってくるであろう。
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