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低評価

今日はファミレスのバイトがないからできるところまでオンライン英会話講師のシフトを入れてやろう。

最大限にシフト入れた結果、11人の生徒様を受け持つことになった。

こんなたくさんの生徒様の相手をすることは初めてのことだったからちょっと緊張していた。

この仕事は気に入っているのだが、不満に思うことがいくつか存在する。

まず、理不尽すぎるところ。

レッスンを受けた本人ではなく、親御様が講師の評価をすること。

だから生徒様より親御様の機嫌を伺うようなレッスンをすることもある。

親御様に気に入られない講師は低評価が与えられる。

彼らにとっては一瞬の気持ちの苛立ちの逃げ道が、私たち講師にとってはとっても痛く、後にも残る傷になることを彼らは知らない。

本日一人目の生徒様は4歳の女の子であった。

とっても可愛く、元気で笑顔いっぱいだったが、ほとんどは雑談で、英会話レッスンをしたのは終了前2分程度だけであった。

時間の大半は、ぬいぐるみの名前やストーリーを紹介してくれていた。

せんせえまたあしたあえたらもっとしょうかいするね!

と、最後まで笑いが絶えず、のびのびとしたレッスンであった。

個人的には、明日も私が先生でいいと思ってくれているんだなぁと思うだけで幸せな気持ちになった。

でも評価は低かった。

彼女の背景にチラッと見えた母親らしき女性が顔をしかめていたのが頭の片隅に残っていた。

なにが気に入らなかったのかな...

理不尽すぎるやろー

中盤では、8歳の生徒様を受け持った。

つぎもそのつぎもこのせんせえがいいいいいい!

そう、とっても楽しそうに言ってくれて、私は浸っていた。

この言葉以上言われて幸せな言葉はないだろうと本気で思った。

けど評価は星1だった。

私の何が気に入らなかったのかーうううう

勝手ながら、学校の先生を職業としている人の気持ちも考えてみた。

授業参観や面談は子どもを相手にしていると見せかけての実は親が相手である。

モンスターペアレンツなんて、あーあ、想像したくもない!

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