臆病者だからこそやってこれた。
【自分の評価】と【他人の評価】が随分違うことがあると感じています。
そのギャップが生まれるのは、【仕事をしている自分】と【本当の自分】を知らないからなのではないかと思うのです。
僕の性格は臆病そのもの
僕の性格はポジティブな部分がありつつも、根は【臆病】なのです。
過去に2冊本を出したことがありますが、発売前後1ヶ月は「これが売れなかったらどうしよう」「めちゃくちゃなレビューばかりだったらどうしよう」と悩み、吐いたり、お腹痛くなったりします。
でも、この臆病こそが僕の取り柄だと最近感じるようになりました。例えば、本を書いて、周りの人は「これでいいじゃん!」と思っていても、臆病者の自分が顔を出すのです。目指すクオリティとの差分や周りの評価との差分など、下図の点線部分が大きければ大きいほど、不安だと感じてしまう訳です。
臆病者の取る選択
「これが売れなかったらどうしよう」に対しては、売れるようには何をしなきゃいけないのかを考え、ブログ、SNS、Twitter、献本、広告をどう張り巡らそうか考えます。また、原稿に対しても矛盾がないか、読みやすいか、自分の時間や能力の限り、見直します。(そのため。編集者にはいつも苦労をかけます…)
例えば、Twitterであれば、投稿する文面を2週間分ぐらいは準備しておきます。ブログもせめて3記事ぐらいはいつでも公開できるように準備します。
こんな感じで、1つずつの施策を積み重ね、点線部分を徐々に埋めていくことで、不安を自信に変え、臆病者の自分を引っ込めるのです。
臆病者の脳内
臆病者は社内ミーティングですら緊張します。自分から何かを提案する場合、もちろん、反論を受けることを前提に意見を考えます。その時の僕の脳内はこんな感じになっています。
本当はもっと幾重にも分岐があったり「それはここと矛盾するから、やっぱり言っていることは、この段階にまで戻って考え直すべきです。」みたいに戻る矢印も時には出てきます。プログラムのフローチャート図やロジックツリーみたいに整理しながら、「何を言えばどう判断されるのか」「比較する対象を準備すれば決めやすくなるのか」などを考え、提案としてまとめます。
(常にやると身が持たないので、KickOffとか重要な時はこのような詰将棋っぽいことをやります。)
外見にも臆病者の影響が…。
基本的には臆病者です。と言うことは、臆病者の心理がわかるのです。下の画像を見てください。これは全て自分です。年代違えど、基本的には一番左の僕が本当の僕です(笑)
別に元ヤンでもないし、普通に暮らしてきましたが、こう見た目の方が捗ることもあるなぁと。だって僕、こんな人とミーティングしたくないですもん。なので、逆に臆病者の心理を利用して仕事をしていたりもしますw
基準点0から始まっていると考えれば、この見た目でちゃんと仕事ができればあとは上がるだけ。ギャップ萌え?ヤンキー効果?みたいなものも得られるのではないかと、淡い期待を抱いております。(むしろマイナスかもw)
と言うことで、僕を見ても畳み掛けないでくださいw
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で、こんな僕が吐くほどプレッシャーを感じながら頑張ったのがこちらの作品です。
電子書籍版はこちらです。Kindle Unlimitedなら無料で読めます。
臆病を逆手に取って仕事をする工夫を紹介しました。他には、本を読んで知識量を増やすとか、登壇前に時間をちゃんと計って予行することで、不安を自信に変え、臆病の自分をコントロールしたりしています。
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