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食品ロスはなぜ悪い?

アンパンマンを見ていたら、廃棄された頭がどうなるんだろうという疑問が生まれた。私は消費者として納得してその商品を買っているんだから、食品ロスが悪い理由はないんじゃないかと思っていた。調べたことをメモとして残す。

食品ロスの原因と経済発展

食品ロスはなぜ起こるかを考えてみる。家庭では調理せずに捨ててしまう「直接廃棄」、作り過ぎや食べ残しにより料理が余ってしまう、食べられるところまで余計に取り除いてしまう過剰除去である。

造り手側だと食品の生産・出荷量を増と消費量が釣り合わなかった。食の安全確保のために消費期限、味を保証する賞味期限といった品質保持期限を過ぎてしまったことが原因か。

食品ロス量の増加と引き換えに品質面や経済面、安全で恩恵を受けてきているいわゆる大量生産大量消費の時代だから仕方ないという意見もある。しかし、食品ロスの問題は量的な指標よりも廃棄「率」であると思う。

食品ロスの損失(消費者、生産者、環境負荷)

消費者:廃棄した食品を買ったお金。廃棄物の処理にかかる税金。

生産者:廃棄した食品の生産・流通コスト。廃棄物の処理にかかる税金。

環境:焼却による二酸化炭素の排出。限りある資源を有効利用できていない。(貧困層に食べ物が行き届いていない)

食品ロス削減のためには

家庭内:「直接廃棄」「食べ残し」「過剰除去」に気をつけて行動する。

店:期限の近いものを購入する。わけあり商品を購入する。持ち帰りをお願いする。

SDGs関連

【12 つくる責任 つかう責任】

12.3  2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。

【2 飢餓をゼロに】

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