ソフトウェアエンジニアのサバイバルガイド
ソフトウェアエンジニアを目指すうえで良いことは、「業界をこえた情報共有が活発」なこと。
GitHubをはじめ、無償でコードを公開し、コミュニティに貢献するオープンソースの伝統があるからでしょうか。
いずれにしてもありがたいことなので、おおいに活用したいと思います。
最近見つけて、「得をした!」と思ったのがこの資料。
2021年度のリクルート社で行なわれた、「エンジニアコース新人研修の講義資料」です。
講演者はプログラマの和田卓人さんで、『テスト駆動開発』の翻訳をされていたり、『プログラマが知るべき97のこと』の監修者でもあります。
以下、講義資料からの学びをシンプルにまとめてみました。
「技術の学び方」を学ぶ方法
①月に1冊技術書を読み、本の写経を行う
・やる→できる→わかる
・実行するたびにコミット(コミットログにページ番号を含める)
・疑問点はコミットログに残す
・章ごとにタグを打つ
②毎年1つの言語を学習する
・背景にある文化を学ぶ
③ アウトプットを行う
・まずは雑誌での執筆を目指す
ずっと現役でいる方法
①毎日コードを書く
・意味のあるコード
・GitHubですべて公開する
・必要最小限のコードへの集中
・1日30分で意味のあるコードを書くことが強いられる
②年下から学ぶ
・ペアコーディング
・若者と同じ土俵で競う
③ 大事なことに集中する
・定期的に自分のスキルを棚卸しをする
・積極的に外部にでて、自分のスキルを相対化
・使う道具を定期的にかえる
・未知のコミュニティーに参加する
・過去から未来を見る
・時代を超えて生き続ける技術、破壊的な変化をもたらす技術を見極める
おわりに
正直、やること多くて大変だなぁと思いました。
しかし、学び続けることがエンジニアの宿命である以上、ある意味、これぐらいやることが当然なのかもとも思いました。
これらの項目にたいして、自分をふりかえると、残念ながらどれも満足にできていません。
ですので、まずは「月に1冊技術書を読み、本の写経を行う」から取り組んでいきたいと思います。
匿名のコメ・質問はmondまで👍 https://mond.how/ja/hovinci_jp