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音楽を聴く環境を整える

「いまだにiPodで音楽を聴いている」と書いたことがあるのですが、少し前に環境を整えることができました。

以前からリビングのオーディオにiMac(デスクトップ)を繋ぎたいとは考えていたのですが、コロナ禍で妻がテレワークとなり、日中は別室でそのiMacを仕事に使っていたのです。

ですので、音楽を追加したりプレイリストを編集する度にiPodをiMacと同期させ、そのiPodをリビングに持ってきてデジタルメディアトランスポート経由でアンプに接続して音楽を聴いていました。

ところが、妻が会社PCを使うようになり、iMacの移動が可能となったことから、ついに待望の再生環境を手に入れることができました。おじさん、本当に嬉しいです。

リビングに置いてあるオーディオにiMacを繋ぐためには、iMacを置くスペースを作らなくてはなりません。デスクトップPCとしても使うわけですから、やはり机に椅子が伴っていることが理想です。

そこで、リビングに置いてあったCDラックを移動させ、そのスペースに机と椅子、iMacを設置することにしました。残念ながらCDを取り出して再生する機会はほとんどないのです。

CDで聴くのはクラシックくらいで、残りの数百枚はただそこにあるだけ。このラックをリビングに置く理由はなく、仕事部屋へ移動させ、そこにある机をリビングへ移動することにしました。(仕事用の机は別にあるのです)

CDラックを移動させると言っても、数百枚のCDを収納したままでは重たくて移動させることはできません。いったんCDをすべて取り出し、ラックを移動させてからCDを数十枚ずつ運んで収納することになります。せっかくですのでCD上部のホコリを取り除きながら、アルファベット順に並べてあったCDを苦労なく戻せるように床に並べていきました。

ラックが空になったところで、仕事部屋へ移動。iMacの配線やら何やらを処理して、机や椅子とあわせてリビングに移動。空いたスペースにCDラックを設置します。

リビングの床にCDを並べておいたままにはできませんので、はやく接続して音を鳴らしたい気持ちを抑えてまずはこちらを片付けます。

床にバラ撒かずにすむ程度の枚数を抱えて仕事部屋を何度か往復し、CDをラックに再度、収納していきました。もうほとんど聴く機会のないCD(リマスターをダウンロード購入したアルバムに関してはマジでもう聴く機会はないでしょうね)を戻しながら、それぞれにある思い出に浸りつつもできる限り早く作業を終えました。いくつかの事情で部屋に2つあった机のうちの一つがラックに置き換わり、仕事部屋も広くなりました。

リビングに戻り、CDを置いた際に汚れた床の掃除をしてから(←主夫ですので)、iMacの設置とオーディオとの接続作業に入ります。

まずはオーディオにUSBケーブルが届く範囲での机の設置場所を決め、iMac本体を置いて配線作業を始めます。

オーディオへの接続は、アンプにUSBポートがありませんので、iPodを繋いでいたデジタルメディアトランスポート(オンキョーのND-S1000)へUSBケーブルで接続します。そこからアンプ(オンキョーのA -5VL)へは同軸ケーブルで接続していますので、iMacからアンプまで、デジタルのまま信号が行くはずです。

iMacでミュージック(iTunes)を起動し、クリックした瞬間にオーディオから音が出た時にはやっぱり感動しましたね。長らく望んでいた環境を手に入れることができました。

現在、iMacには3万曲ほど(アルバムで言うと2600枚ほど)が収まっていて、そこから再生したい曲をクリックし、すぐに再生できる環境は想像していた以上に快適です。多くの曲には作曲者も入力してありますから、改めていろんな気づきがありながらのミュージックライフになっています。そしてこのライブラリごとBluetoothスピーカーにも容易に接続できる便利さ、もう後戻りできない!

ここまでを読んで、「Mac使ってるのにApple Musicは?」と思われた方もいらっしゃると思います。実際、Apple Musicでロスレス配信が始まった時には気絶しそうになりましたが、長年かけて構築してきたライブラリを放棄できずにいるのです。

作曲者の入力やアルバムジャケットの選択(最近だとアナログによる再発でジャケットがより魅力的なものになっていたりするので、それらに変更しています)や、曲ごとのレーティングやそれによって自動的に作成されるプレイリストや、シングル曲をボーナストラック扱いにしてリリース時期の近いアルバムにくっつけたりなど、自分の都合に合わせて手を加えてきたライブラリは快適すぎるのです。

それに加えて、私はMacBook用にiTunes Matchも使用しています。そこでApple Musicを始めてしまうとややこしいことになると指摘しているブログなどを見ると恐ろしくなりましたし、一部アーティストのカタカナ表記にも違和感がありますので、そのままになっています。

ハイレゾ再生に強い憧れはあるのですが、私の耳には今の環境で十分な音です。それ以上に、好きな時に好きな音楽を選びやすく、再生しやすくなった利便性が大きな喜びとなりました。

そして、当たり前ですがYouTubeやSpotify、ポッドキャストやradikoの再生でも容易にリビングのスピーカーから音が出るのはとてもありがたい変化でした。うれしー。

めんどくさかったけど、環境を整えるのは大事ですね。

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