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2023年2月の記事一覧
おじさんメモリアル 鈴木涼美2017年扶桑社№572
著者の経歴が凄い。
慶應義塾大学卒業
東京大学大学院修士課程修了
日経新聞の記者を5年半勤め
文筆業へ。
学生時代から
ホステス、デリヘル、AV女優など
性産業に従事。
そんな彼女が過去20年間で
出会ったおじさんについてのエッセイ。
いやぁ。凄い。
実に生々しい。
官能小説ではなく、
現実ですからね。
驚きがいっぱいでした。
私がもし携わったら、
心の病気になってしまいそうな世界。
ニーズがあ
天を味方につける生き方 -世界中の民族に教えてもらった本当の豊かさ-山納銀之輔2022年ヒカルランド№571
全く必要がない情報で
振り回されている日本人が気の毒だ
自然の力は凄い
太陽、星、月、潮の満ち引き、
音、香り、空の色・・・
地球の真実をみてるかい?
著者は、青年実業家から転落し、
人生のどん底を味わった。
自然界で人間本来の生き方を実践する。
■ほとんどの国には生命保険も住宅ローンもない。
自分で自ら選択して縛られている。
「老後どうするの」
「何かあったらどうするの」
という人がいる。
ルポ副反応疑い死 -ワクチン政策と薬害を問いなおす-山岡淳一郎2022年筑摩書房№570
新型コロナワクチンの
メリット・デメリットを
科学的に中立的に描きながら、
社会的問題を浮き彫りにする。
事実を冷静に見てみよう。
接種後の副反応疑い死亡報告は
厚労省HPに上がっているだけで約2000件。
健康被害健康被害救済制度で
認定されると4420万円。
23年2月時点では30名が認定。
(23年10月時点272名)
ドイツは400人が認められ、
4~5000人が認定待ちだと
ドイツ在
香害入門 -日用品に含まれる化学物質による新たな公害-深谷桂子2022年緑風出版№5
【香害】聞いたことありますか?
私自身が毎日、電車・会社・ベランダで
苦しいので本書を手に取りました。
合成洗剤
柔軟剤
除菌消臭スプレー
芳香剤
香水
シャンプー・リンス
制汗剤など。
無香料からでも化学物質が発生しています。
私はニオイが苦しいだけですが、
健康被害を起こしている人もいます。
防毒マスクして外出している人もいます。
ひたすら耐えるしかありません。
退学、退職を余儀なくされる方
日本に住んでる世界のひと 金井真紀2022年大和書房№5
来日した理由はさまざま。
暮らしぶりも十人十色。
一人ひとりのストーリーを通して
見えてくる普段の生活、
そして難民問題、地球温暖化、ジェノサイド、
民主化運動、差別の歴史など。
日本に住んでいる外国人は276万635人。
京都府の人口にほぼ等しい
マケドニアは本当にいい国なんだけど
嫌なところは「政党の影響を受けすぎること」
ほとんどの人がどこかの政党に属している。
自分の政党が力を持てば、
農(マルノウ)のひと 金井真紀2020年左右社№566
「とにかく縛る!」
みかんの苗木
トマトの枝
ぶどうのツル
縛りさえすれば、肥料いらない
わき芽摘む必要ない。
立ち枝を残し、横枝を切る。
骨格枝は決めなくていい。
元気な枝を残す剪定をすべし。
害虫や病気に強くなるので農薬減る。
味がよくなる。
たくさん実る。
既存の方法に囚われず
みかんの声に耳を傾けた。
みかんは人間の手間を欲してない。
肥料が嬉しいわけではない。
元々備わっているパワーを
世界で最初に飢えるのは日本 -食の安全保障をどう守るか- 鈴木宣弘2022年講談社№565
本書では日本がどれだけアメリカの影響を
受けているのかわかります。
戦後、77年を経ても、
いまだ大東亜戦争の敗戦国。
「食料危機が警告されていても、
政府内で食料自給率を上げる議論を
本気でやっているとは思えない。
こうした日本のあり方こそ、
日本が直面する最大のリスクかもしれない。」
ローカルフード法:
在来種のタネを守り、持続可能な
地域の食システムの導入を目指す
川田龍平参議院議員が中