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【小学部】 見晴るかす通信 〜 テーマ授業「アート編」が開始しました! 〜


小学部では、2学期にテーマ授業「アート編」を実施しています!
全9回にわたって授業を展開していく予定で、その内容と子どもたちの様子についてレポートをしていきます。

テーマ授業についてはこちらの記事をご覧ください。

「アート編」とは?


 突然ですが、みなさんは、美術館に行ったことはあるでしょうか?
 美術館に行くと、絵画、彫刻など数々のアート作品が並んでいるかと思います。作品の横には、小さく説明が書かれており、作品を鑑賞しながら少し読んでみる。ただ、作品を見てみても、説明を読んでみても、その作品のすばらしさにピンときた経験があまりない方も多いのではないでしょうか?

 少し場面を変えて考えてみます。学生時代を思い出してみましょう。みなさん、必ず美術という教科で芸術について学んだり、作品をつくったりしたことはあるかと思います。
 ただし、絵を描くことに対して苦手意識のあった方にとっては、苦痛の時間だったのではないでしょうか(笑)また、これは一体、将来何の役に立つんだろうと思いながら、授業を聞いていた方もいたのではないでしょうか?

 つまり、アートについて、なんとなく知ってはいるものの、いまいちその面白さがよくわからないという感想を持っている方のほうが多いように感じます。それは子どもたちも同じではないでしょうか。


 ただ今回は、これまで誰も教えてくれなかったようなアートの面白さや、アートの世界で活躍するアーティストたちの真のすごさというのを、授業を通して体感してもらいます。また実はアートとは、決して遠い存在のものではなく、私たちの普段の生活や生き方に大きな気づきをもたらしてくれるもの。そんなことを伝えていくのが、今回のテーマ授業・アート編でございます。

 初回授業では、ハルスタッフが描いた肖像画を一緒に鑑賞しながら、子どもたちが作品を見るときに「素晴らしい」と判断する基準が一体何なのかを体感してもらうワークを行いました。

ハルスタッフが描いた肖像画

 4枚の肖像画を実際に見てもらいながら、子どもたちが素晴らしいと判断した作品とその理由を考えてもらいました。子どもたちからは、下記のような意見が出てきました。

・影などをうまく描いて立体的に描いているかどうか
・本物そっくりに描かれているかどうか
・髪の毛や輪郭の線のタッチが繊細かどうか
・バランスが良いかどうか etc.

子どもたちの意見を要約すると、「リアルに描けているかどうか」が大きな基準になっているようでした。ただ実は、現代のアートの世界では、子どもたちのいう基準だけが作品を評価する基準にはなっていないのです。その評価の基準とは一体何なのでしょうか。アートの本当のすごさとは一体何なのでしょうか。

それらの問いを、ここから残りの授業の中で深掘りながら考えていきます。続きは、この「見晴るかす通信 vol.2 」以降で発信していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。

今回からの新しい取り組み


今回から、アート編での気づきや学びを蓄積するワークブックを作成し、子どもたちにお渡しをしています。9回全て終わったらお家にもお持ち帰りいただく予定です。

ぜひ今回発信している見晴るかす通信の内容や、ワークブックをフックにして、これまで知らなかった新しい世界や分野について、子どもたちと一緒に探究してみてください。

それでは、また見晴るかす通信をお楽しみに!

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三好菜月(塾長)/ 早坂恭一 / 玉村優人 / 仲田真子




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