#philosophy
研究紹介 2020年度版
研究者の谷川です。
研究業績、社会貢献活動については、こちらをごらんください。
0.自己紹介主たる専門は「哲学」です。ただし、哲学の知識を活かしたり、哲学で培ったスキルを汎化したり、あるいは、新しく知識やスキルを身につけたりして、やれることは何でもやるという研究スタイルを採用しています。
それゆえ、教育学、観光学、文化社会学など、複数の副専攻、複数の専門を持っています。いずれも論文等の成果を
「幻視する梅原猛、会話する鶴見俊輔」『ユリイカ 総特集=梅原猛』の執筆メモを公開します
はい、ちょうど一年前、以下の雑誌に論考を寄稿しました。
1.『ユリイカ 総特集=梅原猛』への寄稿『ユリイカ 総特集=梅原猛』です。梅原猛の追悼号ですね。
論考タイトルは、「幻視する梅原猛、会話する鶴見俊輔:孤独、共同体、辺境」です。梅原猛と鶴見俊輔という、新京都学派の著名な二人が、ともに「ニヒリズム」や「虚無」に繰り返し言及していたことに注目しつつ、彼らがその共通性にもかかわらず、なぜ思想的・
複雑性、家族、公共性、モノローグーー『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するII 』丸山俊一+NHK取材班
NHKのディレクターである丸山俊一さんから、著書を頂いた。
新刊の『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する:自由と闘争のパラドックスを越えて』(NHK新書)である。
ぼちぼち思いつくままに、雑感を書いてみようと思う。ちなみに、まだ発売していないので、全世界最速のレビュー。たぶんこれが一番早いと思います。
1.NHKドキュメンタリーこれは話題を呼んだ、2020年春の番組を元にした本で、下記
未来社会を思い描くときに、人はなぜ「昔見た夢」を持ち出すのか
去年観に行ったシンポジウムがあって、そのときのメモを死蔵するのももったいないと思い、一部提示します。
タイトルの割に、深い内容があるわけではないのですが。
未来社会を思い描くときに、人はなぜ「昔見た夢」を持ち出すのか
⇒未来について、実は特に予測や仮説を持っていない
⇒正確には、未来について「疑問」を持ったことがない。必要に駆られて思い描くと、かつての夢を持ちだすのでは。
ここで、「昔見た夢