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「本が好き」といっても、何がどう好きなのだろう?

「本が好き」といっても、何がどう好きなのだろう

本が好き、という人は、読書離れが進んでいるとはいえ周囲に割りと多い。
しかしそれは、本当に本が好きなの?と思うことがある。

例えば、どんな本を読んでいるか。「モンゴルの歴史」を読んでいたとしよう。
それは、本が好きなのではなくて、第一には、モンゴルとか、歴史が好きなのではないのか。

料理が好きなら料理の本、ファンタジーが好きならファンタジー、知識が好きだからいろんな本を読む、そういうことだと思うのだ。

つまり、本を読むことは手段だと言える。

しかし、その好きなことのために、ウェブサイトで検索したりYou Tube見たりするっていう人もいるだろう。そういう人は手段がウェブサイトなのだ。

それだけの違い、なのだろうか。と思うと、やはり一周回って、「本が好き」な人っていうのは、いるのだと思う。他の手段よりも、「本が好き」っていうことだ。はからずも、昔は活字を読むことが知識・情報・物語にふれる手段のメインだったけど、他の手段が出てきたことにより、「本が好き」というのが際立つこととなった。他の手段よりも、「本という手段が好き」ということだろう。

本には、はじまりからおわりがある。本には、それを書いた人の魂がこもってる。本を書く人って、自分自身を本にのりうつらせながら書いている、と思う。その人の人生をシェアしてもらえるというか。本との出会いで、人生が変わることがある。

本にはそういうところがあって、そこが好き。
本以外のメディアでも、それはあるんじゃないの?映画とかも。
そう、かもしれない。
そうか。矛盾しているようだけど、だからこそ、その中からわざわざ本を選んでいるからこその、「本好き」。

共通項を抽出してみたいとチャレンジしたけど、なかなか論旨がまとまりません。

ただ、「本が好き」ということは、あるなあってこと、それはわかった気がします。

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