【公務員試験】数的処理の勉強法
こんにちは(*'▽')
私は2024年度国家一般職、国家専門職、裁判所一般職、都道府県庁の筆記試験を全勝しました。
民間企業の併願もしており、内々定を頂いております。
今回はそんな私が実践した数的処理の勉強法について書いていきたいと思います!
1.共通
これから数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈の4つに分けて各ポイントを書いていこうと思うのですが、その前に4つすべてに共通する勉強法を書いておきます。
1-1勉強の進め方
ミクロマクロや民法の勉強法と重なる部分となります。
基本的には、講義を受けたらその回の問題集を解くといったように、
講義→問題集→講義→問題集のサイクルで進めていくことをお勧めします。
後でまとめて問題集に取り組むと、どうしても最初の方の内容を忘れてしまっており、非効率的です。
1-2講義は効率よく
数的処理の勉強において最も大切なことは「問題演習」だと思います。
講義を見て分かった気になっていても、いざ問題を解いてみると解けない。
そういったことが多くありました。
ですから、できるだけ問題演習に時間を割きたいものです。
そこで、
「ここは分かるなぁ」という単元はいきなり問題を解き、大丈夫そうであれば飛ばしながら講義動画を見ていました。
サクサク進むので、無駄な時間がなく、問題演習に多くの時間を当てることができました。
1-3問題集は1冊だけ
問題集を何周もしていると答えを覚えてしまう場合があります。
「専門科目と違って答えを覚えてしまうのはよくないんじゃないの?」
そう思う方もいるかと思います。私も同じ考えでした。
繰り返しになりますが、数的処理の勉強において最も大切なことは「問題演習」です。
では、この「問題演習」とは何なのでしょうか。
もちろん「正しい答えを出す」ことも大切です。
ですが、「正しい答えを出すためのプロセス」がより大切だと私は考えています。
「プロセス」を理解していれば数字が変わっても対応できますし、応用問題にも対応できます。
何周もすると答えを覚えてしまいますが、その辺りは気にせず、その覚えてしまった答えにきちんと自分の力で辿り着けるのか。この点を意識しながら問題演習に取り組んでもらいたいです。
ですので、色々な問題集に手を出す必要は全くなく、専門科目と同様に1冊をとにかく回しましょう!
1-4どのタイミングで答えを見る?
これは各々タイミングではありますが、
私の場合は「完全に手が止まったら」答えを見るようにしていました。
手が動くということはまだまだ答えにたどり着く可能性が少なからずあるわけですから、、、
1-51問にどのくらいの時間かける?
これは上の1-4と重なる内容ですが、
とにかくじっくり時間をかけていいと思います。
もちろん試験本番は時間の制約があるので、直前期になれば別ですが、初めのうちはじっくり解きましょう。
ゆっくりしてできないことは早くしても当然できないですからね。
徐々に時間を意識していけばいいと思います。
1-6オススメ問題集
といっても、たくさんの初見の問題に触れたい方もいらっしゃるかと思います。
そういう方の為に、何冊かオススメの問題集を貼っておきますね(^^♪
ワニの表紙のものは苦手な方向きです!
以下2冊は有名どころです。
これは過去問なのである程度力がついてから取り組んでみると良いでしょう!
以下、各分野ごとに私が意識していたことを書いていきます。
2.数的推理
2-1必要な公式は覚える
公式は導出できるものなので、最悪覚えなくてもいいですが、やはり覚えていた方が解くスピードは上がりますね(^^♪
2-1覚えなくて良い公式
単位に着目すれば公式いらずのものもあります。
分かりやすい例でいうと、早さや濃度ですね。
例えば、早さではmやm/秒、秒などの単位を使いますね。
ここで注目していただきたいのはm/秒です。
これは分数と同じなので、m÷秒ということですね。
では、ここからmも求め長ければ、分母の「秒」が邪魔ですから、「秒」をかけてあげると、
m/秒×秒=mとなって距離が出てきますね。
このように単位に着目すると、解きやすくなるのではないかなと思います。
3.判断推理
3-1図を描く
まずはとにかく図を描くことです!
頭の中で考えていても進まないので、おもいきって手を動かしましょう。
3-2行き詰ったときは?
図を描いたりして行き詰ったときは、「思い切って場合分けをする」
私の場合はこれを意識することで大幅に改善されました!
判断推理で行き詰まるのは、次にどこを埋めればいいのか分からなくなったり、二択だけどどちらが入るか分からない。
といった場合が多いと思います。
間違いを恐れず、思い切って埋めてみましょう。
それで合っていればラッキーですし、間違っていれば他の場合を試せばいいので、いづれにせよ前進です。
4.空間把握
これは「慣れ」が大きいかなと思います。
あとはどれだけめんどくさがらないか。
数的処理の中で一番「センス」が出る分野だと思うので、苦手な方はコツコツ図を描いて答えを導きましょう。
5.資料解釈
5-1大雑把に計算する勇気
資料解釈は時間との勝負なので、できるだけ計算に時間をかけたくありません。
例えば26,364,206という数字があれば、約いくつくらいだと考えますか?
私の場合は26,300,000くらいかな〜っていう風に考えます。
そしてこれを使って平均やら増加率やらを計算するわけですね(o^―^o)
どのあたりで切り捨てるかはその問題によりますが、この感覚を磨いていくことが大切だと思います。
5-2どの選択肢から解くか
どの選択肢が時間がかかりそうかの見極めも重要です。
私の場合、例えば増加率や減少率は計算しにくいので飛ばして解いていました。
逆に、与えられた資料から読み取れない選択肢は瞬時に消します。
計算しやすそうな、読み取りやすそうな選択肢を見つける練習も必要です。
6.番外編SPIについて
いい機会なのでSPIについても少し触れておきます。
(SPIについてはまた別で記事にするかも、、、)
イメージとしては、数的処理の簡単バージョンと思ってください。
ですので、数的処理の勉強をしていれば特に困ることはないでしょう。
とはいうものの、傾向をつかむために一度SPI専用の参考書で問題演習をしてみることをお勧めします。
参考書としてはこのあたりですかね~
7.まとめ
今回は数的処理の勉強法をまとめてみました。
あくまで参考程度にご覧ください。
まだまだポイントがあった気もするけど、今はこれくらいしか思い出せないので、ここら辺で終わっておきます(笑)
ご不明点はXのマシュマロorDMまで!
※随時更新予定です
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