人生100年時代 住まい変遷モデルケース(5選)
こんにちは!hotto(ほっと)です。
先日(前々回)の記事を投稿する際、元となる資料として
住まい検討用のシミュレーションデータベースをエクセルで作成しました。
こちらを活用して次の5つのパタンを作成し、比較します。
① 50代で家を購入し、やや長めに居住するパタン
② 60代で家を購入するパタン
③ 30代、60代で家を2回購入するパタン
④ 30代で購入後、定年前後で売却し、賃貸に居住するパタン
⑤ 賃貸のみのパタン
注:結婚までは集合賃貸、90歳以降は老人ホームとうい部分は共通です。
費用は、①~③が約7,800万円、④が約8,000万円、⑤が約8,800万円。
30代や40代で購入し、長期に保有して改修を重ねて居住するパタンは、
恐らく上記①~③と総額は多少前後するあたりかと思います。
好立地物件を除き、売却価格が安価になることが想定できるためです。
つくった後に眺めてみたところ、3つほど気づきがありました。
■定年後に賃貸で居住する場合、費用が高額になる可能性がある。
(①~③と④・⑤の比較)
⇒定年後は費用を抑えた形での所有が望ましい かもしれない。
ただ、身軽な賃貸を望んだ場合は +1,000万円程度を想定する。
■大き目の戸建賃貸を借りても、購入と比較して大差がないと考えられる。
(①・②と③・④の比較)
⇒賃料を払っている分がもったいない、この分で所有できてしまう。
という考え方はある意味正しい。但し、決定的にリスクの違いが
あることは認識しておく必要がある。
■費用が安価である=リターン、と定義した場合は、賃貸と所有では、
費用に大差が無いことから、所有に2倍以上のリターンが見込めない。
⇒前回の記事では、所有が賃貸に比べ、2倍以上のリスクがあると
想定できることを書きました。
よって、今回のシミュレーションの結果と合わせると、
リスクに対し賃貸の方がリターンが大きい、と言えそうです。
人生の最後までを想定したモデルケースの比較については、
色々検索してみましたが見当たらなかったため、
今回、試験的につくってみたという次第です。
色々なパタンを考えながら、
ぜひ理想のライフスタイルを見つけていただければと思います!
それではまた。
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