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測量&植生調査を行いました!

みなさんこんにちは。hottateランドスケープ担当のそうまです。
先日3日間をかけて敷地の測量と植生調査を行ったので、その様子をお届けします!

具体的に行ったことは以下の2点です。
・敷地の高低差を測り、等高線図を作る
・現地に生えている植生(主に樹木)の位置・樹種・高さ・枝張を記録し等高線図に反映する

敷地は平坦ではなく斜面地になっており、建物の建築場所を考える上で高低差を把握しておくことは必要不可欠な要素です。また母屋からの景観を考える上で、そしてなるべく現状の植生を破壊しない建物配置を考える上で、どんな木がどこに生えているのかという情報が重要になってきます。

というわけで「やろう!」と決まった測量&植生調査ですが、まず調査の方法を考えるところからはじまりました。
議論の末、高度な器具のない我々が生み出した方法がこちらです。実際に使ったメモ書きを用いて説明しますと、

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まず測量は上図のように木の板2枚とレーザー距離計・メジャーを用いて距離と高低差を測っていき、

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植生調査は上図のように
 ①5mメッシュの作成
 ②メッシュ交点2点からの距離を測る
という2段階で行うことにしました。

いざ調査当日。やはり簡易的な測量だと思うような精度がうまく出なかったり、メッシュの位置がずれて測り直したりと難航しましたがなんとか完遂できました。

この調査結果を持ち帰り、整理したものがこちらです。

現況平面図(A3 1-200)

この平面図を参照しながら現地をみて、「母屋の配置はここがいいんじゃないか」「離れを置くとしたらここが良さそう」「この木は残してこれは切ろうか」といった敷地全体のデザインを、現在議論しあっているところです。

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続報がありましたらまたお伝えします。
それでは!

2021年3月22日 岡村壮真(hottate/ランドスケープ担当)

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