新型コロナウイルスの治療法に期待する

日本発の新型コロナウイルスの治療法が着々と研究されているのを
ご存知でしょうか。平成27年にノーベル生理学・医学賞を受賞された
大村智博士の業績、ウイルスの増殖を阻害するイベルメクチンを用いた治験です。

イベルメクチンのもとになったのは、
土の中にいる微生物が作り出す化学物質の一つです。
その微生物というのが、静岡県伊東市出身の放線菌です。

このイベルメクチンが新型コロナウイルス感染症の治療に
使われ始めるきっかけは、2020年3月29日付け
オーストラリアのモナシュ大学の論文でした。

4月にはハーバード大学医学部の論文で
イベルメクチンによって感染者の致死率が著しく下がったデータが示されました。

先程述べたように、イベルメクチンはウイルスの増殖を阻害します。
この働きが新型コロナウイルスの増殖を抑制し、
致死率の低下につながるのです。

大村智博士の北里研究所を始め、世界30カ国以上の医療機関で
医師主導によるイベルメクチンの治験が現在行われています。
イベルメクチンの特徴は、安価で入手しやすい薬剤であることです。
広く世界の隅々にまで行き渡らせることが期待されます。

最後に、大村智博士のウイルスとの付き合い方をご紹介します。
「特別に難しいことではありません。
生活リズムを整える、
きちんと食事を摂って体力をつける
手を洗う、マスクを付けるといった
当たり前のことを油断なくきちんとやること
正しい知識のもとに行動していれば
恐れることはない」(※1)

食事の偏りにはサプリメントを上手に利用して
油断せず、恐れず、きちんと生活することをおろそかにしないよう、
一日の始まりに心に留めて過ごしたいものです。


文責:金子明(薬剤師)

参考文献
※1 致知12月号 大村智インタビュー


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