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シニアの富士山登山計画2024:オーバーツーリズム対策としての新たな入山制限について

どうも、アウトドアが趣味の駆け出しシニアのHot3DegC(ホットサンド)です。

今年の夏、昨年行けなかった富士山の登山を計画していましたが、新たに入山制限が実施されるとの情報を入手しました。

まだ未確定な情報もあるのですが、現時点で判明している情報を簡単に纏めてみました。


富士山のオーバーツーリズム問題

富士山は日本だけでなく、世界中から多くの登山者が訪れる名所です。

しかし、その美しさが災いして過去数年間で訪れる人々が急増しオーバーツーリズムが問題となっています。

その結果、自然環境への負担、登山道の損傷やごみ問題が深刻化していました。

一番は、無理な登山計画による死亡事故(毎年、数人は死亡しています。)や怪我などではないでしょうか。


2024年の入山制限や規制措置

2024年3月に安全かつ快適な利用の推進及び自然環境等の普及啓発に、自然環境の保全、良好な風致景観の確保及び形成に寄与することを目的として「富士登山オーバーツーリズム対策パッケージ 」が取り纏められました。

これは、

  混雑の偏りの解消
  弾丸登山等の抑制
  ルール・マナー違反の抑制

というオーバーツーリズム・事故・ゴミとトイレなどの課題に対する対策となっているようです。

では、具体的に4つある登山ルート毎に設けられた規制について確認してみましょう。

山梨県側:富士吉田ルート

・山小屋の宿泊予約がない人に向けて、
  午後4時~翌日午前3時の時間帯に登下山道を閉鎖
  一日当たり4,000人を超える場合に登下山道を閉鎖

・登下山道の使用料として1人・1回につき2,000円を負担

・富士山保全協力金1,000円(任意の寄附金)の負担

静岡県側:須走ルート・御殿場ルート・富士宮ルート

・午後4時以降、現地で山小屋宿泊予約の確認を実施

・Webによる登山計画等の事前登録を試行(webは6月下旬頃に公開予定とのこと)

・富士山保全協力金1,000円(任意だったはず)の負担



細かいものでは、ルールやマナーを守りましょう!や登山指導員の指導に従って下さいってのがあるのですが、大きくはこのとおりです。

とくに山梨県側の山小屋未予約者への登下山道の閉鎖は、かなり影響があるのではないでしょうか。

静岡県側の山小屋宿泊予約の確認については、未予約だったらどうなるのか気になるので、引き続き注視していこうと思います。


登山計画への対策

この新しい制度は、富士山を訪れることを楽しみにしていた多くの人々にとっては大きな変更ですよね。

そこで、私なりに考えた対策はこのような感じです。

  • 事前に山小屋を予約する
     すでに先行予約が始まっているところもあります。

  • 早朝からの登山を計画する
     
    夜間の弾丸はオススメできませんが、早朝からの日帰り登山であれば人数制限への対応ものぞみがもてます。

私は頂上でのご来光には拘っていないのと静岡県側の御殿場ルートでの登山を計画しているので、おそらく早朝からの登山計画にしようかと考えています。


まとめ

私は過去に一度だけ、友人と弾丸登山(夜間に登頂して頂上でご来光に備える登山です)に挑んだのですが、一人の友人に高山病の症状が出たので、安全を考慮してすぐに下山しました。

すぐに下山したこともあり、友人の体調も少ししたら回復して翌年には、山小屋宿泊を利用して無事に登頂できました。

経験した者だから言えることですが、一歩違えば最悪のことにもなっていたはずなので、皆さんも無理な登山は控えるようにしてもらえると嬉しいです。

では、最後まで読んでいただき有難うございました。

首・肩・腕と背中が痛かったり、痺れているので、少し投稿ペースは落ちますが、引き続き色んな情報発信をしていこうと思いますので応援の程ヨロシクお願いします。


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