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自己肯定感の低い私が毎日機嫌よく過ごせるようになった朝の習慣

去年の11月頃、朝の習慣を変えてみたのが始まりです。
朝の習慣は20年くらい続けてきましたが、マイナーチェンジを繰り返し、ここ2年ほどは4つです。
①お湯を沸かす
②白湯を飲みながら前の晩にまわした食洗機を片づける
③腹筋30秒を9種類
ゼロ秒思考のメモ書き
この4番目のメモ書きを、いわゆるモーニングジャーナルに変えてみました。

自己流モーニングジャーナル

モーニングジャーナルは朝書く日記のようなもので、世の中にいろいろあると思います。
私のモーニングジャーナルは、この↓本に書いてあったモーニングページをパクって続けています。

とはいえ、まんま本のとおりにはやっていません。
朝起きたらすぐではなく、起床後①~③の習慣を済ませてから書き始めます。
また本では「A4ノートの3ページ」をノルマとしていますが、私のノートはA5です。
好みのノートが入手しづらかったのと、やはりA4を3ページを書くのはキツくて妥協しました。

左脳を疲れさせる

気分が変わっていることに気づいたのは、始めて2ヶ月くらいたった頃。
あれ?最近の私、機嫌がよいじゃない?
鼻歌を歌うほどではないにしろ、感情の浮き沈みが少ない、いわゆるフラットな気分で過ごせていました。
仕事にも生活にも別に新しいことはなく、気分が変わった理由はモーニングジャーナルしか思いあたりませんでした。

そもそもこの本に従ってやってみようと思ったのは、岡田斗司夫さんのyoutube(注:切り抜き)を見たからです。
岡田さんはモーニングページの効果を絶賛しています。
なぜ効果があるのかも、納得できる説明をしてくれました。
起き抜けに頭に思い浮かぶこと全部をA43枚に書き出す、といった重労働。
それをやると、左脳が疲れはてるのだそうです。

右脳と左脳の役割が違うのは、よく聞く話です。
後先になりましたが「ずっとやりたかったことをやりなさい」の本は、もともと人の中に眠っているアーティスト性=右脳的な性質を呼びおこすことを目的としています。

私はゴリゴリの左脳人間で、仕事でも左脳ばかり使います。
右脳は劣化しているに違いありません。
こんな自分にアーティスト的なところがあるとはとても思えませんが、もしちょっとでもあるなら見てみたい。
しかしルールに従っていないせいか、始めて半年以上経った今でも、アーティスト的な自分にはまだ出会えていません。。
一方で副産物でしょうか、毎日おだやかで機嫌よく過ごせるようになったのです。

性格は防衛本能の影響を受ける

ちょっと横道にずれますが、ここで防衛本能の話をさせてください。
防衛本能とは、命を守るための動物的な本能のことです。
現代社会では差し迫る命の危険はないものの、防衛本能は原始時代から残っており、個人の判断に強く影響するそうです。
これは業務改善のコンサルさんが教えてくれました。

例えば、失敗や恥を事前に察知して回避する
危ないことには挑戦しない
本音よりも社会適合
やりたいことがあっても世間的に無難な就職を選ぶ
といった決断は、すべて防衛本能の影響を受けています。
過去の失敗にクヨクヨするのは、次の失敗を防ぐため
新NISAを始めないのは、将来の暴落リスクを避けるため
慎重、疑り深い、大胆、怖いものしらず、依存心が強い、
防衛本能の強弱とどの分野に強く出るのかで、性格の違いがわかるそうです。
防衛本能を強くもったまま長年過ごしていると、それはもう思考のクセになってしまいます。

モーニングジャーナルの効果

自己肯定感の高い低いも、防衛本能の影響と考えられます。
私の自己肯定感の低さ=防衛本能の強さ、つまり過剰に自分を守ることで、逆に自己肯定感を低めていたように思いました。
なぜモーニングジャーナルが効いたのか?
それは朝イチで左脳を疲れさせることで、過剰に防衛しようとする思考のクセが、物理的に弱まったからじゃないでしょうか。
モーニングジャーナルをやる前の私の左脳は、力があり余っていたということです。
長年の思考のクセにより、記憶や予定、家族や友人のひと言や取引先の反応からネット記事まで、左脳は、あらゆる事象をパトロールしてあら探しをします。
過去の失敗や将来のリスクから自分を守るため、生活や仕事に必要な防衛以上に防衛しようとするのです。
左脳のパトロールのおかげでネガティブなことばかり、思い出したり考えさせられたり。
その結果、自分で自分の肯定感を下げていたことに気づきました。

さいごに

自己流モーニングジャーナル2ヶ月の効果を素人なりに考察してみました。
理屈っぽくこんな持論を書いてしまうところ、いかにも左脳人間でお恥ずかしいですが、決してスピリチュアルでなく理論的に納得して、継続している習慣です。
どなたかのヒントになれば嬉しいです。
もしあなたが自己肯定感が低いと感じていたら、誰のせいでもない、単純に左脳の働きすぎかもしれません。





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