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ボランティア/福祉

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ろうあ者との出会いから手話、要約筆記、点字そして盲ろう者ガイドヘルパーの経験談。 障がい児•者施設や高齢者施設勤務を通じて感じた事を綴っています。
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#強度行動障害

ボランティア活動豆知識

助け合い・支え合う社会を目指して 「ボランティア活動」等を通して知った事を紹介します、このサイトが最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。 ボランティアについて「ボランティア」の語源はラテン語の「ボランタール(自由意志)」、フランス語の「ボランテ(喜び、精神)」といわれています。 一般的な意味は「志願者、篤志者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」です。 - ボランティアの4原則とポイント - 1.自主性・自発性 他から強制されたり、義務としてではなく

ふくはぴ愛知の松本さんの生き方で方向性が見えたような

先ずはふくはび愛知と松本さんの紹介です。 現在の重度訪問介護の仕事を行うなかで多くのALSや筋ジストロフィーの方の支援をしつつ、何か違和感を感じることがありました。 今年2024年に還暦を迎えて定年歳になります、再雇用はあるものの、人生の大きな区切りの年であり人生50年と真剣に思っていた私にとっては7日しか生きられない蝉がもし8日目の日を迎えたらの「八日目の蝉」の感じでした。 松本さんを知るきっかけになったのは林さんでした。 林さんと話す中である共通事項がある事を知り

実際の障害者殺傷事件を題材にした映画「月」を観ました

「月」は2016年7月26日相模原市にある県立の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が殺害された事件を題材にした作品です。 障害者と関わりたいと思って再チャレンジした重度訪問介護ですが理想と現実の相違に疲れ気味の時に知った映画です。観たいと思いつつマイナーで会場と上映時間のタイミングが合いませんでしたが、急遽入った休日で期せず見に行けました。 映画紹介【関連記事】 感想見終えて感じたのは余りにも現場とリンクし過ぎで、いつもなら直ぐに書きたいと思う気持ちがシ

「強度行動障害」について思うこと

奇しくも同じ「強度行動障害」で2つの記事をみました。行動の表面だけではなく背景にある障害特性の理解が進む事を願っています。   1つは「中日新聞2023年5月16日朝刊」で強度行動障害 支援を考える 天白養護学校裁判オンライン学習会 強度行動障害支援者研修資料です。発達障害者支援の中でこの行動を知りましたが正式名称は最近知りました。 発達障害情報·支援センターのサイト内に「強度行動障害」の資料がありました。 2つめは「かっこちゃんのメルマガ」2023年5月16日 『2

理解のためにもっと障害特性を知ってほしい

私が障害者に関わったのはかれこれ40年前の10代終わりに社内で出会ったろう者がきっかけで目に見えない内部障害の辛さを当人から聞き20代初めに障害支援団体と出会いライフスタイルになりました。 その後30年ほど全国の建設現場を完了する傍ら仕事の間に障害者ボランティア活動を続けていました。1つの活動に留まる事が苦手を多くの団体や人を巡って来ましたがその経験が多種類の障害を多角的見られる要因になったと思います。 最近新聞やテレビのマスコミで「障害(者)」の実態や関わり方を紹介され