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ボランティア/福祉

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ろうあ者との出会いから手話、要約筆記、点字そして盲ろう者ガイドヘルパーの経験談。 障がい児•者施設や高齢者施設勤務を通じて感じた事を綴っています。
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#高齢者介護

ボランティア活動豆知識

助け合い・支え合う社会を目指して 「ボランティア活動」等を通して知った事を紹介します、このサイトが最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。 ボランティアについて「ボランティア」の語源はラテン語の「ボランタール(自由意志)」、フランス語の「ボランテ(喜び、精神)」といわれています。 一般的な意味は「志願者、篤志者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」です。 - ボランティアの4原則とポイント - 1.自主性・自発性 他から強制されたり、義務としてではなく

なぜ重度障害者と関わりたかったに気づいて

障害者介護との出会いと別れ、再開運命の転機が起きたの50歳になった2014年末でした。それまで半世紀に渡ってエンジニアとしてまた施工管理職(現場管理)として日本各地を転々をする生活でした。 仕事の間に障害者ボランティアをしたり、知的障害者の介護アルバイトをしていましたが本職として本格的に関わるのは定年後と思っていましたが、ブラック企業と言われる会社に入ったのをきっかけに介護職への転職と言うか転身が一気に起きました。 2015年1月から介護職業になり重度の発達障害、知的障害

介護と言えば圧倒的に「高齢者」のイメージが強いけど「障害」介護もあります^_^

障害者介護との関わり私が介護業界で最初に関わってのが(重度)障害者介護でした。発達障害や精神障害の方への関わりには基本ルールがあるけど「ゆったりと落ち着いて話し掛かる、決して焦らせさせない」も1つに思います。 拘りの動作もあるので、決して焦らずに動作が終わるまで見守るのが原則です。夜間は2.3人を見る場合も在りますが日中は1対1対応ですので寄り添い見守る時間は充分あります。 高齢者介護との比較高齢者施設は決まった時間に少数のスタッフで多数の利用者さんの対応をしなければいけ

障害者支援に対する想い、介護業界に入る転機は?!

隣の芝生は青く見えると言う諺通り、今の自分に無い環境の人がよく見えます。 私の場合は「障害者」との関わり再びやりたいと思っています。「高齢者介護」に比較して求人もボランティア募集も少ないように感じています。 障害者との出会い現在私は57歳(2022年4月時点)です。障害者と出会ったのは高校を卒業して地元の名古屋から長期研修で東京(実際は千葉)に単身赴任した時でした。 研修先の工場でろう者と出会った事から今日までの人生が始まったように感じます。社内の手話勉強会に参加して地

重度障害者介護をやって高齢者介護に役立った事は?!

重度障害者介護の時にベテランの方から外から見える部分は着衣の乱れやズレが無いように、そして外から見えない部分ではパット(オムツ)の履かせる時間や装着状態を重度障害で物が言えなくても自分は用を済ます時に時間を掛けてやるのか?パンツが捻れていたら気持ちがいいか?と自分事として考えて介護をするように教えられました。 デイサービスに同行した時に重度の方のオムツが濡れたまま長時間放置された時にいつもは温厚なそのベテランが激怒しながら「もし自分のパンツが濡れたまま放置されたらどんな気持

障がい者福祉から高齢者福祉職/看取り士に興味を持って

私が障がい者を知ったのは20代初めに工場内に居たろうあ者と出会った事からです。社内手話勉強会に参加して手話通訳を集会で北海道に行ったのを封切りに難聴者向けの要約筆記や点字サークルで学んだり、盲ろう者ガイドヘルパー活動をしました。 50代初めに障がい者介護が仕事になりました、利用者さん中高年の方が多く激しい性格の方も居ましたが大半はおとなしい方でした。彼らとの出会いは30年前に出会って顔見知りでした、 始めて3,4年すると別のグループホームのYさんが予兆なく朝亡くなっていま