仕事の後悔は仕事でしか昇華できない

先週末、仕事でどうしてもつまらないミスをし、先輩から率直なフィードバックを受けて、落ち込んでいた。

言い訳をすると、子供の体調不良でフルで仕事の時間が取れず、タスクがスタックしまくり。
心身ともに不調で、完全に頭も回っていなかった。
変な焦りも出てきて気も動転する始末。

そうすると、ただタスクをこなすだけ、いや、こなすのもできていないという状況に陥る。
そして、本質的に何のための仕事なのか、クライアントに提供する価値を落っことした状態で進めてしまう。

結果、完遂まで二度手間三度手間。
コミュニケーションコストがかかることばかりしてしまう。
そして品質も伴わない。

ー今のやり方は生産性がない。

…と言われたわけではないが、それに近い受け止め方をし、私はひどく打ちひしがれていた。

育休中は疎遠になっていた、久しぶりのブルーな感情。
子供といてもどこか心が落ち着かず、夫にも些細なことでピリついてしまう始末。

ああ〜久しぶりにサザエさん症候群。仕事行きたくない。

とにかく、心を紛らわすように、時間ができたらノートを開いてジャーナリング。

こういう時は、素直にこの恐怖心や悲しみを言語化し、自分自身が受け止めてあげるに限る。

たくさんたくさん書いた。
自分が何に怯えてるのかもわかるまで言語化した。

そうして残ったのは、明日からまたコツコツ、信頼を積み重ねていくしかない、という気持ち。

子供と一緒にいられる時間と交換で働いているのだから。
子どもも保育園で頑張っているのだから。
私は私の役割をしっかり果たそう。

そう思って、意識的に能動的に業務と向き合った。
自分からコミュニケーションも取るようにした。

だからといって、今日一日で何かが大きくかわったわけじゃない。
だけど、ちゃんと私が打ったものが返ってくるこの感覚。
モヤがかかって怯えてたことが、クリアになって怖く無くなるこの感覚。
1日を終え退勤する頃には、すっきりした気持ちになれていた。

仕事で感じた悔しさ、恥ずかしさ、情けなさは、
どんなに休息を取ったり気を逸らしても鎮められなかった。

仕事の後悔は仕事でしか昇華できない。
そう思った。

まだ、私は頑張れそうだ。
今まで頑張ってきた私を裏切らないよう、
今まで頑張ってきた私が報われるよう、
明日からもコツコツ、自分の役割を全うしよう。

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