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Episode 49 一級品が欲しいのです。

毎年この季節になりと、年代物のスタジャンが登場します。
私が20歳の時に購入したオールレザーのスタジャンで、今年のシーズンで29回目のシーズンインです。

モノに執着する傾向には、完璧主義が深くかかわっているというお話をしました。
これは購入するモノの方向性を決めるのにも大きな影響を持っていると思います。

私は基本的に流行を嫌います。
理由はカンタン、流行を追いかけているとお金が続かないからです。
モノにこだわるってことは、どうしてもお金がかかるんです。
自分の興味がある分野で納得いくものが欲しい…となれば、どうしても良いものが欲しくなるわけです。
でも、すごく単純で当たり前のことですが、良いものは高い!。
だから、買い求めたものが時代遅れならないように注意して購入します。
結果的に流行に左右されにくい定番の商品を選ぶことが多くなるわけです。

例えば、New EraのベースボールキャップにLevi's 505、冬靴はSOREL Caribou とか。
その筋では定番の一級品を選ぶのは、結果として流行に関係なく長く使えるからです。

私の場合、ASD的な完璧主義がモノにこだわる形に進化しました。
モノがあることこそが社会との接点として機能するからです。
だからこそモノに注目が集まらなければならないのです。
起点になるモノが話題にならなければ、会話のキッカケがつかめません。

モノに注目が行くポイントは恐らく大きく2点、「流行の先端」か「良いもの」か。
次々と最新を追いかけていくだけの収入も財力もない私としては、ポイントを絞って良いものを狙うわけです。

私の衣類の中で最長老のスタジャンは、一級の定番を地で行く具体的な形と言うワケです。

そうは言っても…欲しいものはいっぱいあります。
会話のキッカケは、欲しいものの数ほどあるってことです。

それで結局「お金が欲しいなー」…って言うオチがつくワケです。

旧ブログ アーカイブ 2018/11/2

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