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【小金持ちへの道】私がやっている節約術①

最近、生活が落ち着いてきてようやく”お金”について真剣に考える時間が増えてきた。

私の仕事は給料が高い方ではないため、意識してお金の使い方に気をつけないと簡単に貧乏になれる。これまで忙しいからと目を背けてきたが、ついに重い腰を上げて資産を増やす術を勉強する時がきた。

今回は、私の備忘録もかねてこれまで行ってきた節約術について話していきたいと思う。

①クソ高いウォーターサーバーの解約

私は以前からなぜかウォーターサーバーというものに憧れがあった。

冷水もお湯も瞬時に出すことができるのでとても便利そうだ、と指を咥えて友人宅にある立派なウォーターサーバーを見上げていたものである。

昨年の4月に引っ越しをした際、仲介業者からウォーターサーバー設置の案内があり、舞い上がって正気を失った私は脳死状態で契約することになった。

私が利用することになったのは以下のプラン。

・一回24リットルの配達・・・4400円(月2回)
・3年縛り(解約金1万5千円)
・電気代月約1000円の高性能なサーバー

はじめの頃は、憧れのウォーターサーバー生活に狂喜乱舞していたが、半年ほどして冷静になると「あれ、水代クソ高くね?」と思うようになった。

24リットルで4400円というと、1リットルあたり181円である。配送料込みだとしてもあまりに高すぎる。ここは発展途上国か。

そして地味にダメージを食らうのが月1000円の電気代である。年間で12000円にもなり、これはNetflixのベーシックプラン(990円)に匹敵する値段である。

ウォーターサーバーはお金持ちにしか持てないんやと現実に打ちひしがれ解約しようとした私の前に立ちふさがったのが解約金

なんと1万5千円もするのである。開始半年でキャッシュバックとして1万円もらえるから実質5千円になるのだが、それでも痛い出費だ。

そのことで悶々と悩んだ私は、半年ほど問題を棚上げにしてしまったのである。しかし、これではいかんと解約を申し出ることにした。

解約をする前に、ウォーターサーバーがない生活に備える必要があるため、どのように水を調達し、お湯を沸かすかを調整した。

結論から言えばティファールの電気ケトル(3000円くらいのやつ)で1日2リットル水道水を煮沸すれば事足りることが分かった。

水道水を飲料水として利用する上で健康リスクが心配だが、日本では厳密な水質基準が設けられているし、煮沸すれば有害とされるトリハロメタン(日本ではWHOの基準の5分の1しかないが)を取り除くことができる。

ティファール生活にしたことでのメリット・デメリットは以下の通り。

【メリット】
・電気代の節約
→月1000円−(ティファールで2リットル煮沸4円×30=120円)=880円。年間で10560円の節約。
・水代の節約
→月4400円−水道代(1リットルあたり0.24円×60=14.4円)=4386円。年間で52632円の節約(驚愕)。ちなみに水道水じゃなくAmazonでミネラルウォーターを48リットル分購入しても年間で35000円程度の節約となる。
【デメリット】
・すぐにお湯が使いたいときに使えない(とは言ってもウォーターサーバーのお湯は温度が低いのでコーヒーを入れるときなどは結局やかんで沸かす必要あり)
・水道水を使うならわざわざ煮沸する必要がある

これまで脳死状態でウォーターサーバーを使っていた自分を殴りたい気分である。もちろん、私が利用しているサーバーが割高すぎるのだが、基本的には高く付く傾向にある。

私の場合は年間で6万円近く浮くのだから、節約しない手はない。6万もあれば基本的になんでもできる。ミラコスタにも泊まれる

ウォーターサーバーが大好き!という人以外は一度年間の利用料を計算してみるといいかもしれない。

②職場に持っていくペットボトルを水筒に

職場に毎日お茶を持っていくのだが、600mlで1本60円のものを愛用したいた。それで十分節約できていると思って満足していたのだが、ティファールの電気ケトルでお湯を沸かしているときにふと思った。

このお湯でお茶を作って水筒で持っていけば安くね?

さっそく私は計算してみた。60円×22日(出勤日数)で月に1320円使っていることがわかる。今度は水筒にしたときの場合を計算してみる。麦茶のティーパック54袋入り200円で一回3.7円。3.7×22=81円。1320-81=1239円。年間で14868円である。

月に1200円も浮けば実質タダでyoutubeプレミアムに登録できるではないか!

もちろん、煮沸する手間はかかるが、もともとウォーターサーバーを撤去してから煮沸生活になっているので問題ない。

たった2つの節約で年間78000円!

飲水まわりを節約しただけでなんと年間78000円も得することになった。これは衝撃的な数字である。去年1年間もこれだけの数字を垂れ流していたことを考えるとめまいがする思いだ。

よく資本主義では無知な人ほど搾取されると言われるが、それを痛感したような気がする。飲水だけでここまで値段が変わるのだから、他のものも節約すればどれだけ自由に使えるお金が増えるだろうか。

そういきり立った私は他にもいろいろと節約をしてみた。が、記事が長くなりすぎるのでまた次回に紹介したいと思う。

最後に言っておきたいのだが、私は節約をすることでケチケチしたいのではない。節約で浮いたお金を使って恋人と高級なフランス料理を食べたり、手が届かないと思っていたmacbookの購入資金にしたり、毎月の投資に回したりと自分の生活をより豊かにするためにやっている。

節約はあくまで手段であり、目的は自分が楽しく生きるためである。

お金がありあまっている人は別だが、普通の収入の人であれば節約は必ず良い恩恵をもたらしてくれると思う。ぜひ一度家計を見直してみてはいかがだろうか。

【参考リンク】
https://ulunom.tokai.jp/column/detail/136



大事なお金は自分のために使ってあげてください。私はいりません。