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演奏することをあきらめる必要はない

またまた深夜にこんばんは、ホタルです。何から書こうかと思いぐるぐるしておりましたが、とりあえず結論書いてしまえ、ということでタイトル。

一昔前の考え方かもしれませんが、私が大学生のころや社会人1年目のころ頻繁に議論されていた(私の友人間のみに限る)ことがあります。それが、「音楽を続けるが食べていけない人生を送るか、ちゃんと就職するべきか」ということ。

今から思うと鼻で笑ってしまうような議論を毎日のように大真面目に話し、そのくせ何も結論が出ないというなんともかわいそうな日常でした。

この議論、今覚えばおかしいところが3つあります。なので今の優秀な大学生がこんなことを考えているのかわからないのですがもし悩んでいて奇跡的にこのページにとんでくれてきたものすごい運命的な人がいたらぜひ検討してほしいです。ちなみにめちゃくちゃ当たり前のこと書きます。

その1「なんで2択、かつその2択なの?」

もうね、本当に多いんですよ。「すきなことをするべきか就職するべきか」という悩み。極端すぎる!!!

働き方改革とか副業解禁やシェアリングエコノミーがバズワードになるんですよ??

もちろん政策をやる意味は会社によって違うと思います、クラウドソーシングとかC to Cビジネスで目指す世界も会社によって違うともいます。

ただ確実に社会は二者択一の世界ではなく複雑であるということ。だからたった二つの選択肢で白黒つけようとしないでほしい。答えなんてない。「あなたが"納得"したことが少しでも社会のためになると言えるのであれば、それが正解だ」ということ。はい当たり前すぎることを太文字で書いてしまった!

その2「あなたが言う”音楽で食べていく”は具体的にどんな生活か描けている?」

「音楽は食べていけないから」という言葉。それ、よくビジネスではいわれる手法ですが「なぜ」を5回繰り返して深めてみたことありますかね?クラシック音楽をやる人たちの共通認識「音楽は食べていけないからね」「わかる~~」

・・・・・・なぜそう思うのか??ではあなたが言う「食べていく」は年収何百万円の世界のことを言っているのか?あなたは音楽で稼ぎたいのか?楽器を弾ければそれだけで幸せではないのか??

同じ価値観の人だけで話すと共通の前提認識が皆「同じ」だと思い込んでしまっているので危険です。悩んでいるときには全然音楽のことを知らない人に話してみるのも手だと思いますよ。

その3「すきなものを動詞で語ると何か?」

「趣味はピアノです!」あー、よく聞きますよく聞きます。

でも私が知りたいのは「ピアノをどうすること」なのか。もしかしたら「ピアノを運ぶこと」が好きな運送会社の人かもしれないし「ピアノを教える」「ピアノを掃除する」「ピアノを調律する」ことがすきなのかもしれない。

あなたがすきなことは動詞を付け加えると何になるのか?本当は聴くことだけが好きなのかもしれない、絶対いないと思うけれどもピアノという資産の減価償却を考えるのがすきなのかもしれないし、ピアノのコンサートのプログラムを考えるのがすきなのかもしれない。あなたのすきなことを、動詞つきで語れますか?

動詞付きで話してみると、別にピアノに固執しなくてもいいやって思えるようになるかもしれないですよ。

はい、偉そうに書きました。これ、自分の頭の整理するために書いているので許してください。ちなみに私は「芸術」との関わり方について正直つい最近までぐるぐると悩んでいましたからね。まあ結論、演奏は何歳になっても続けられるよ。大丈夫。ってことです。

めちゃくちゃ長文になってしまったけれどもたった1人でも頷いてくれれば本望です。




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