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たるかわ みほ|暮らしと民藝
2023年8月2日 11:19
くもりのないつるんとした表情を目にすることが多い硝子のグラスや皿の数々。あの透明な世界の中に、くもり、ゆらぎ、気泡がのこる独特の技法で唯一無二の世界観をつくりだす硝子作家がいる。岐阜県は飛驒高山。心地よい風が吹き抜ける盆地の丘の工房で、それらは生み出されている。時間をかけない半径1メートルほどだろうか。作業に必要な一通りの機材を円状に配置。工程ごとに行ったり来たりして、ひとつの