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私はこども

こんばんは。蛍智宏です。

一昨日、昨日は、成人式の話を書いていましたが、今日は自分自身が「こども」だと感じることがあったので書きたいと思います。

私は親元を離れて下宿で一人暮らしをしています。が、年末年始から成人式にかけて帰省しており、また私の下宿がある関西に緊急事態宣言が出そうだということで、その帰省期間が延びたところであります。

しかし、年末の時点では1か月以上も実家に滞在することを予定していなかったため、やり残したことや持ってきていないものがあり、今日は一時的に下宿へ戻っていました。

下宿では、サークル関係で1月上旬に会っておかねばならない地元の方のところへ行ったり、病院やバイト関係の方へ電話をしたりすることと、部屋の掃除や1か月分の教科書や服を回収してくることになっていました。

下宿へは仕事を休んだ母と行きました。荷物が多くなると考えられたからです。一応、昨日の午後に下宿には着いていて、前乗りのようなかたちになっていました。

今日は午前中に、各所に電話したりアポイントメントを取ったりしました。私はサークル関係で頻繁に大人の方に電話を掛けるので、上手かはさておき、電話に対する心構えのようなものは比較的自信があります。そして、必要な書類をまとめ、持ち物を準備しました。個人的には、約束の時間まで余裕をもって準備できていたし、その余裕も計算にいれたうえでぼーっとしていたのですが、一緒にいた母からすれば「次は何をするの?」と言いたくなる光景のようで、そのままの言葉を言われムッとしました。

その後、部屋の掃除をしました。私は年末の時点ではすぐに帰ってくるつもりだったので、帰る少し前に大掃除的なことはしましたが、帰省するその日はあまり片づけをしていませんでした。そして当たり前ですが、一人暮らしの部屋に一泊とはいえ人が増えると物がそれなりに増えます。これは仕方のないことです。が、私には物が増えている光景が散らかっている光景に近く見えて、少し居心地が悪く感じていました。そのうえで、物を戻したり床を掃き拭きしていたのですが、私の綺麗に関する許容範囲と母のそれは異なります。私の方が多少汚くても許せるのです。でも、母は「もう少しこうしたら?」などと言ってきます。なんだか掃除ができない子みたいな扱いで悔しかったです。

そうして、約束の時間が近づいてきたので、小さいものも含めて5つの用事を済ませるために外出しました。母は車を出そうかと言ってくれましたが、自転車の方が駐車場を探さなくて済むし、何より「自分で」やりたかったので、一人で行きました。1時間半で終わると思っていた諸々を1時間40分で終了させ、満足して帰宅しました。

ここまでで下宿先でやるべきことは終えたので、また母の運転で実家に帰ってきました。

そして、自分はこどもだなとおもったのです。

私は全て母の運転で、下宿-実家の移動をしています。母は、私のことを心配して時間を気にしてくれたり、掃除のアドバイスをくれたりしていました。

なのに、私は「自分でできるよ!」「アドバイスなんかいらないよ!」という感じで過ごしていたのです。すべては、母が車を出してくれてのことなのに。

私も大学生になり、どういう人が大人っぽいのかという問いに対し、「他人とコミュニケーションが取れる人」「思っていることを言語化できる人」だという風に思い始めています。これが正しいのかは分かりませんが、母と一緒にいるときの自分は「自分でできるよ!」という考えから、自分のスケジュールを細かく伝えないとか、他にも色々私の思う「大人」はやらないことを多くやらかしていたのです。

そして、母の言葉は私が「こども」だということを、私自身に気づかせていたのです。自分の失敗からイライラして、他の人にあたるなんてあってはならないことなのに。

これからは、自分のためを思ってしてくれた行動に対して感謝をして、自分の身の回りのことや思っていることを伝えていける人になりたいものです。

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。

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