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五島市より感謝状をいただきました。

昨日、五島市に災害時向け救援物資供給を協力すること、また当社レトルトカレー「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー」3000食を贈呈させていただくことになり、市長より感謝状を頂戴いたしました。

長崎新聞2006 五島市協定1

今回の救援物資ご提供については、まず2月末頃にコロナの影響でトイレットペーパーが日本からなくなる、というデマ(個人的にはマスコミの煽りのほうが影響大だった気がしますが…)により、日本中からトイレットペーパーがなくなりました。五島もなくなりました。私もすぐにドラモリ(※九州で半端ない勢力を誇るドラッグストアモリ)やマツキヨに走ったことを覚えています。
そこでいつものクセで食料品の棚を見るんですが、乾麺や冷凍食品、レトルトカレーまでからっぽになっていたんですよね。

そして、恐怖を覚えました。もし状況が悪化して、この本土と陸でつながっていない五島で人の往来が消え、物流までとまったら、「五島の食」はどうなってしまうのか。
結果的に物流は運輸業の方々のおかげで止まりませんでしたが、3ヶ月前はまったくわからない状況。

これは最悪の事態を想定しないといけない、ということで急遽社内の在庫管理担当や販売担当と調整を行いました。各担当の職務からすれば、巣ごもり需要の高まりにより商品を通販や卸出荷用に確保しておきたい中、「五島の危機を助けるためであれば」ということで快くOKの返事。(ナイスな従業員ばかり!)

早速五島市の知り合いの職員さんに連絡し、五島市危機管理班のご担当者を紹介していただいたという流れでした。

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5月末現在、コロナでの食糧危機や物流の停滞はひとまずはなさそうな状況ですが、今後どのような災害が襲ってくるかわかりません。私は中学のとき神戸で阪神大震災にあい、9年前は被災地ではないものの、東京で東日本大震災に遭遇しました。どちらも食料品の確保には大変な苦労をしたことを覚えています。


五島は地震はないと言われていますが、台風や洪水のリスクは本土以上ですし、新型コロナウイルスのように、現代はどのような「災害」に見舞われるかわかりません。

当社の製造する食料品が、五島の危機を少しでも和らげることにつながれば幸いです。

また、災害時の食で個人的に最も大事だと思うことは「味」です。保存食、防災食というものは一般的に味よりも保存性を優先しています。ただ、辛い避難所生活で、おいしくないものを食べることほど悲しいことはありません。

その課題も当社は解決したいと考えています。現在ももちろん自信を持っていますが、さらに、災害時でも「おいしく」召し上がっていただけるような商品を今後も開発してまいります!

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