新社会人って話のネタが少ないのでしょうか。
私が新社会人になったばかりの頃、全国から集まった同期たちと、東京での入社式の後に研修合宿に参加しました。
しばらく一緒に生活をする中で、毎日の会話がパターン化していることに気づきました。
話題は、学生時代の恋愛話や自慢話ばかり。
『あの頃はモテて大変だった』
『毎晩のようにパーティに行っていた』
…まるで、決められた台本のように、同じような話が繰り返されるのです。
私も若かった頃は、そういう話題も嫌いではありませんでしたが、毎日毎日聞かされると飽きてしまうものでした。
有名大学出身者が多いのに、話題がこればかりとは、少し残念な気持ちになりました。
話題が尽きると、今度は同期男子の品定めが始まります。
『今年は当たり年じゃないね』
『外れだ』
…まるで商品でも選んでいるかのようです。どうせ向こうも同じことを言ってるに違いないけど。
私は、話題は広ければ広いほど良いと考えています。下世話な話しから固い話まで。
もっと建設的な話や、世の中のことを深く掘り下げるような会話ができたら、もっと有意義な時間が過ごせたのではないかと、今になって思います。