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UEFA Champions League Final 観戦の旅 in Istanbul

行ってきました、イスタンブール!!
CL決勝 マンチェスターシティvsインテルの試合を現地観戦してきました〜

前回の観戦旅行の際に、Real Madridに勝利してCL Finalへの進出が決まりました。せっかくなので、見に行きたいなぁと思いながら、チケット獲得方法を調べたり、航空券を調べたりしておりました。航空券をとったのが5月23日、キャンセル不可のものにすれば14万でしたがチケットをとれるかわからなかったのでキャンセル可のものにして18万でした。シンガポールからイスタンブールまでTurkish Airlinesの直行便です。
このあとチケット確保までものすごく不安な日々をすごしました。わたしはクラブの公式でとったのですが、シーズンシートメンバーへの販売が開始されたのが5月26日、わたしが購入できたのが5月30日、チケットが届いたのが6月6日です。ひさしぶりにチケット購入で緊張しすぎて、きちんと席種もみずにrestricted viewのカテゴリ1をEUR550にて購入してしまいました。正直カテ3あたりでよかったのにと思いましたが、とにかくみられるだけでありがたいと思い直し、覚悟を決めました。チケットに関しては、クラブの前にUEFAの抽選購入があります。申込期限が準決勝の結果が出るまえなので、自分の応援するチームが決勝に行けないけれど当選してしまう可能性もあります。
チケットの次はお宿。これはほんとうに悩みに悩みぬいてやっと決めた感じ。どこもかしこもCL価格でスーパー値上がっていて、2.5倍くらいになっておりました🥲結局選んだのは、Hampton by Hilton old townというヒルトングループの廉価版ホテルです。理由は、スタジアムに行くバスの発着場に近いからという理由でした。しかし、このバスのポンコツさがあとあと明かになり、そもそものらない方がよかった的な感想になりました。それは当日のお話で。また、地下鉄やトラムの駅からもちかく、公共交通機関で移動ができるのでほんとうに便利でした。

初日はシンガポール深夜便で早朝イスタンブールに着きました。最近覚えた機内で睡眠薬を飲むと時差ぼけしない作戦を今回も実行。Turkish Airlinesの機内食はかならずサラダがついているし、なにより味がおいしいです。空港に着いて、またもやSIMのactivationがうまく行かずもたもたしつつ、街中行きのバスをさがす。試合前日から無料バスが出ていると公式でみていたのだが乗場に行ってもどうにも見つからない。ということで、普通のバスにのることにしました。バスの乗場でカードで支払えました。45分ほどかけて街へ向かい、降りたバス停から10分ほどでホテルに到着。結果論だが、ほんとうに便利だった。
朝イチから観光にむかうも、金曜日はモスクが14:30にならないとあかない😭むだ足になる。意地でも観光したいので、めっちゃ高い入場料を払いトプカプ宮殿へ。650リラってとんでもなく高いです。2人で夕食のみ食いしまくれるくらいの金額。トプカプ宮殿はまあふつう。1ヵ所ステキなところがあったのだけど、そこは撮影不可。ハーレムは、入った第1印象は吉原、最終的な印象は牢獄です。
その後おみやげをかいにガイドブックにあったHome spaというお店に行くもなんだか見ていたより高いし、良いものがない。ガラタ塔のすぐ横を通ったけど、そこまで行くのにめっちゃ坂を登って疲れていたので塔にぼる気にもなれなかった。そして、トラム駅からこのお店に行くまでにかなしいホームレスみたいな親子を見て衝撃をうける。その後、ホテルにチェックインをしにもどるも、お部屋が準備されず待ちぼうけ。ロビーで充電したあと、近場でランチを。どうみても英語が通じなそうなトルコ版エコノミーライス&ケバブサンドのお店へ。ここはおいしかったです!たぶん安くはないんだとおもう。サラダ、パン、ごはん、お惣菜2品、ジュースで200リラ。でもケバブサンドは40リラくらいでたべられます。Kerim Usta Nin Mutfağiというおみせ。

定食風

15時になったのでチェックイン。荷物を置いて充電して、ファンゾーンにグッズを買いに行く。ここで前乗りメンバー3人で合流。わたし以外の2人はパリピだからドコドコいってるDJとかステージが気になっていたみたい。わたしはドコドコうるさいなぁとおもっただけだね。そしておもったより空いていた。やっぱりシティファン少ない?!人種差別をうけながらマッチデープログラムを10部買い、みんなで夕食を食べに旧市街へ。Yalçınkaya restaurantというお店へ。Google Mapの位置が間違っている上に、店も英語はほとんど通じないし、カード払いできるのに外国のカード全部使えなくて結局現金払いになったけど、安くて美味しくてよかったです。メニューに値段がないからほんとうにその値段なのかはさっぱりわからないけど、この翌日に行ったカフェより何倍も良心的な気がしました。ケバブ、チキン、サラダ2種、お酒3杯、ジュース2杯、炭酸水2杯で900リラでした。さすがに夜遅くなったので各自ホテルにもどって就寝。

チキン
ケバブとなすのサラダ

翌朝は追加合流2名が朝イチで到着。ねむい。もろもろ準備して、観光へ。ブルーモスク、アヤソフィヤ、グランバザールをみて、ケバブを買ってわたしはお昼寝、みんなはビッグトロフィーを見に行く。ここでどうにも体調が回復せずにおひるねからなかなか起きられなかった。スタジアムに向かう集合時間に間に合わずもみんなはたのしく飲んでいたもよう。

ブルーモスク ステキでした

結局17時頃シャトルバスに乗りました。列にならんで20分程度でバスに乗れるもその後が最悪。ドライバーが道を間違えまくった上に渋滞にはまりスタジアムまで3時間くらいかかりました。途中で乗客たちが歩くと言い出して、最後まで残ったのはわたくしたち2人のみでした。わたしたちよりあとから乗った人たちが2時間程度で到着していたようなので、オペレーションが相当に悪かったと思います。信号が少ないので、基本は割り込みの文化のように感じました。通常はいいかもしれませんが、今回のような大量に輸送が必要な場合は相当な数の交通整理要員を準備をしなくてはいけなかったはずです。きっとお金で誘致したのだとおもいますが、正直なところ大きな大会を開催できる都市システムが整っていなかったように感じてしまいます。前回ポルトに行ったというおじさんと話しましたが、その時は行きはスムーズだったけど、かえりは同じ感じだと。かえりは一気にみんなが帰るので仕方ない部分はありますが、行きはスムーズにできるはず。たぶんシティバスもスタジアム到着までなかなか苦労してたのではないかなと想像します。やっとの思いでスタジアムについた頃には、ファンゾーンでのイベントも飲食スペースも閉じてしまい、グッズ販売のみ営業している状態でした。ちなみにバス降りてからスタジアムの入口まで30分くらいかかってます。まあかるい登山でしたね。

私たち以外だれもいなくなったバス
スタジアムそばからの夕陽
ここから20分近くあるいた

スタジアムに入ったらなかの飲食販売が劇混みで水が買えない。ポルトおじさんからかえりは時間かかるから朝4時になるよといわれたので、水と食料をどうしても買いたい。でもさすがにキックオフは見たいので、ハーフタイムにどうにかしようと考え座席へ。わたしの両隣ともたぶんシーチケホルダーのマンチェスターから遠征してきたかたでした。おじいさまとわたしよりちょい若いおにいさんとちょいちょいおはなししながらみていました。席はカテ1Restricted Viewで、座ってみると通路のバーが一部邪魔になって見えにくい感じ。立つと大丈夫なんだけどね。試合内容はマジつまらん試合。というか、インテルに封じ込められてた上に緊張が拍車をかけてメタメタにみえました。決勝は進出することがゴールなのではなくて、優勝しないと意味ないよ!とくに、数名!!みたいな。ハーフタイムから物販列に並ぶも後半開始に間に合わずに開始15分後に席にもどる。ちなみに、水とポップコーンでEUR15。たぶんEUR5ボラれてる。そこかしこでボラれるんだよな。いやになる。わたしがみだして数分でロドリがステキなゴールを決める。わたしがゴール後に立ち上がったり、大袈裟に喜ぶと負ける。ちなみに試合前や試合中に泣いても負ける。なので、とにかく拍手であと10点決めよう、と応援を続けます。でも、となりのおじいさまがハイタッチしよ!って誘ってくれたのでちょちょっとハイタッチしました。ずーっとひやひや展開でしたが、どうにか乗りきり無事勝利。左のおにいさんはアディショナル前に帰宅していたので、右のおじいさまと抱き合いました!よかった!ほんとうによかった!!その後ずーっと号泣していて、後ろにいた少年に「Smile!!」といわれる。この子は試合中もわたしのこと心配してくれて「応援うるさいならヘッドフォンかそうか?」とか声かけてくれてやさしかった。みんなかえり始めるのでとなりの席がころころかわる笑。最後となりにきたおじいさんは、みんなのメダル贈呈で号泣するわたしをみてもらい泣きしちゃって、帰り際に「サッカー見てはじめて泣いたよ」って言って握手してかえっていきました。ぜんぜん英語がわからなかったのでマンチェスターのひとだとおもいます。クラブの枠でとったから近くに普段からちゃんと応援している方たちがいてコミュニケーションとれたし、カテ1だから比較的治安もよくてよかったです。自分の席に行かない人とか、通路に立ち止まる人、他人の旗を盗む人とかいろいろいましたけど、視野阻害するひとは周りの人たちが見えないからどけって注意してくれたのでどうにかなりました。

ひさしぶりにだいぶ悪いアングル

かえりはバス停まで行ったけど、係員も不在でオペレーションが最悪そうだったので地下鉄に切り替えて帰りました。みんなでYenikapi駅まで行き、徒歩でかえる人、Uber呼ぶ人、みたいな感じ。待ち時間もあって、結局部屋にもどったのは3時くらいになりました。そういえばしらないひとがいたような気もしますがまあ旅とはそんなものですね。

翌朝はホテルで朝食!これ無料なのですが、大満足です!!よかった。というか、このホテルは値段以外はほんとうによかった。

チャイも飲めました
オリーブやチーズがたくさん!
メゼプラッターをつくれました
パンとワッフルもありました

朝食後ホテルでだらだらしてちょいと観光して空港へ。このときはUberを使いました。空港まで420リラくらいだったのですが、時間がかかるという理由でなぜか460リラにされる。ずーっとトルコ語しかはなさいで不明瞭な会計だけどもういやな気持ちになりたくないので払う。300円くらいどうでもいいし。ただいい気はしないし、もう2度とこの国には来たくないなとおもう。極めつけは、Turkish Airlinesの係員に、StarAlliance Gold memberなんだけど、どのラウンジ使えるか?って聞いたときに、ビジネスクラスしかないと言い張られ、わたしはInformationじゃない!Informationに行け!と怒鳴られたことですね。ほんとうに最悪。通常は航空券に使えるラウンジが印刷されるのですが、この日印刷されていないから聞いたんだよね。結局自分で調べて、Miles and Smiles Star Alliance Gold Loungeを使うことができました。入口で搭乗券をかざすだけでOK。ここのラウンジはめちゃ食事が充実していてすごかったです!ラウンジで食事してる人はホームレスみたいだからやめなさいと母親から言われているのですが、意地汚いのでどうしてもたべてしまう。充電もできて大満足でした。この空港はDutyFreeもレストランも充実していて、たくさんのお店があります。ターミナルも1つなので、簡単に行き来ができてとてもよいとおもいました。トルコアイスとトルココーヒー飲めなかったのが残念だけど、まあ十分たべましたね。いまかえりの飛行機の中ですが、やはりA350はいいね、うん。

パスタみたいなトルコ料理をつくってくれる
ここでもメゼプラッターがつくれる!
デザートも充実

全体を振り返ると、とにかく勝ててよかった!それにつきます。
サッカー以外としては、やはりバスのオペレーション含めてなかなかきびしかったです。どうしてもぼったくられるリスクを感じてしまうし、Turkish Airlinesの係員を筆頭に顧客の質問に答えるときのうんざり感やなんでそんなこと答えなきゃいけないの?感がでていて、親切心とはほど遠いです。もちろん街中や空港で親切にしてくれた方もいました。セルフチェックインのときの荷物預けとかめっちゃ手伝ってくれたありがたいひともいました。感謝。でも、日本語で話しかけてきてお店に連れて行こうとする人や、金額を少しでもぼったくろうとする人がいるのも事実です。とくに、worker。わたしには向いていない国だということです。よいところもたくさんあって、街並みはすばらしいですし、すてきな建築物もたくさんありました。ごはんもとてもおいしかったです。いつもサラダがあってうれしかったし、キュウリとトマトメインなのもまたよい。でもまた来たいかといわれると微妙です。シティCL初優勝という美しい思い出とともに封印するのがよいかなといまはおもっております。イスタンブールではなかなかつらいこともありましたが、つらいことの分シティの優勝というもっともよいことがあったのでよしとしたいとおもいます。
仕事もかわるし、しばらく海外には行けなさそう。いきたいなぁ。

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