[提案] 御宿印帳(ごしゅくいんちょう)はじめませんか?
全国の宿泊施設にご提案
今回は先日のツイートでも少し反応があったのでこんなことやってみたらどうかという私からの提案です。
きっと旅好きの方なら御朱印帳を集めている方いらっしゃいますよね。
お寺や神社で書いていただくアレです。
"興福寺『南円堂』特別開扉-08" by small-life.com is licensed under CC BY-NC 2.0
朱印(しゅいん)は、主に日本の神社や寺院において、主に参拝者向けに押印される印章、およびその印影である。 ... 複数の朱印の印影を集めることを集印(しゅういん)といい、朱印を押印し集印するための専用の帳面を朱印帳(しゅいんちょう)、御朱印帳(ごしゅいんちょう)、納経帳(のうきょうちょう)、集印帳(しゅういんちょう)と呼ぶ。
ウィキペディアより
御朱印、自分もスペシャルな感覚(※スピリチュアルではなく)を感じた場所でのみもらうようにしているのですが、今回はそれのお宿版を作ったらどうかという提案です。
なぜやるのか?何を期待するのか?
少し話が逸れますが、海外から帰国後の自主隔離期間と緊急事態宣言中に、PS4の大人気ゲーム『モンスターハンター』を初めてやったのですが、やりこみ要素が凄いんですよね。
モバイルアプリ開発ブームの時に、ゲーミフィケーションという言葉が注目された時期がありましたが、やはり流行ってるゲームにはそれだけの理由があり、工夫や仕掛けが沢山あります。
先日書いたnoteで宿を取り巻く環境の変化について触れたのですが、ゲーミフィケーションの要素も宿業界に適用できないかなと思ったわけです。
で、どんなことを期待するのかというとおおまかに下記のような点です。
・宿泊施設に行く(新規、リピート)動機づけ
・御宿印帳を見直すことで宿を思い出す
・宿と宿のコラボ促進
そんなの意味あるの?って思う人もいるかもしれませんが、人の動機は様々、ゲーム内の一つのトロフィーをゲットするために何十時間かけたりする人がいるんですよ。
大事なのはフォーマット
僕には収集癖があります。ポストカード、ステッカー、ショップカード。
浅葉克己さんの『デザイナーはコレクターであれ』という講義の中での言葉を真に受け、デザイナーとして食ってるわけでもないのに、とにかくデザインされているものを収集する暮らしを、かつての自分が正当化して今に至ります。
紙質、ロゴ、レイアウト、かぎられたスペースの中でショップの持つ空気感や情報を伝えてくれる小さなアート作品だと思っているのですが、保管する時にいつも大事だと思うのがフォーマット。
時々、イレギューラーなサイズにして意図的に目立とうとするものがあります。デザインが優れているものは捨てられないのですが、そうでないと処分してしまうこともあります。
ですので、規格は提案したい。
サイズの提案
御宿印帳のサイズはB6サイズ (128mm × 182mm)
持ち運ぶことを考え、サイズは御朱印帳にあわせたほうが良さそう。
宿ステッカーのサイズは50mm × 50mm
御宿印帳を忘れた時に財布に入れて保管したい。
さらに宿の人同士が名刺と同時に交換する機会などを考えると名刺サイズに収めたい。
名刺入れに保管しやすいサイズでありながら、B6で縦3×横2の6枚のステッカーを貼った時に55mでは余白がなさすぎ窮屈なので50mmにしておくと良さそう。
1ページ6枚にこだわる理由は見開きにすると12枚貼ることができるため、月ごとにシールを作成すると1年間分のシールを貼ることができるからです。
参加は自由、勝手にやってください
自分はオープンソース文化というみんなで創り上げていく文化が好きなので囲い込もうとか、参画してもらおうとかそういう気持ちは一切ありません。
あくまで最初のフォーマットを提案するので好きにやってください。というスタンスです。アメーバのように勝手に拡がればいいかなと思ったりしますし、『どうせあんたら人の言いなりになるの嫌いでしょ?』という宿オーナーへの愛と偏見に満ちた思いもあります。笑
アイデア例
ゲーミフィケーションを参考にして、行動パターンや達成感も踏まえて考えるとアイデアもどんどん拡がります。
・期間限定ステッカー
・シーズンや月ごとにステッカーのデザインを変える
・○周年の時には特別なピカピカのステッカー作ってみる
・〇〇回以上宿泊すると特別なステッカーもらえる
・宿同士のコラボステッカーをつくる
・シール枠外の余白をデザイン
・12枚で一つのデザインが完成する
宿の人同士が名刺交換の際にステッカーまで交換したり、スーツケースに好きな宿のステッカーを貼った人同士が出会った時の触媒となったりと想像してみると楽しいと思いませんか?
さいごに
もしこの記事を読んでお宿ステッカーつくる(つくった)方いたら教えて欲しいです。ステッカーもらうために泊まりに行きたいと思います。
先日のnoteで、手持ちの札で何ができるか?と書いたのですが、宿によって極端な差が出ず、ローコストでできる取り組みなのでやってくれるところ増えたらいいなぁ。
あー、仕組みを考えるのって楽しい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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ばしょう(@hostelmanager_b)でした。
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