見出し画像

よし、物欲を持とう!

さいきんはシンプルな生き方が推奨されたり
ミニマリストよろしくモノを減らして、モノに捉われない生活がもてはやされたりしてる感がある。
別にその風潮には異論はなく、各々が気に入った生活スタイルを幸せに過ごしているならそれはそれでいいと思う。
かくいう自分もモノが多くなるのはあまり好きではない方だし、割と質素な暮らしをしている。
もともと物欲が少ないっていうのものある。

以前会社の人とボーナスで何を買うかという話をして、そこから歳を取ると物欲が無くなるという話を聞いた。
昔からそれほど物欲がない自分にとってはピンとこない。
どう変わるんだろ?何も変わらないのかな。

そんな疑問から、「自分はこのまま物欲が湧くことなく『ほしいもの』でなく『必要なもの』しか買わないのか。とも思った。
そう考えると、このままな少ない物欲がさらに減っていくことに急につまらなさを感じた。
どことなく少し味気なく、無色な人生であるイメージ。

物欲はともすると悪しきものと捉えられがちで、少ない方が良しとされる傾向にあるけれど
モノが欲しいというのは、いい面もあると思う。
新しいものに目を向ける興味、好奇心、それを所有・使用した時の期待感。想像力。

物欲を肯定することで、モノに対して関心が持てる。世の中の目に映るものの中で「いいな」と思える対象が増えるのだ。

よし、物欲をもとう。ミニマリズムを逆流するのだ。
少しはワクワクすることがあるかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?