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【イベントレポ】NASAハッカソン in 札幌

北海道スペースポート

NASAと現地開催パートナーが協力し、世界同時に開催するハッカソンイベント「NASA INTERNATIONAL SPACE APPS CHALLENGE」。2021年度は162ヵ国、323会場で、約2万8000人が参加しました。2022年度、日本では、札幌、串本、前橋、丸森、豊橋、山口で開催されました。
本記事では、SPACE COTAN株式会社が主催した札幌会場の様子をお届けします!!

イベント概要

参加者はNASAから提供されたデータや、その他のオープンデータを用いて、社会課題解決に資するサービスを、2日間で開発します。
過去には人工衛星データを利用し、火事の発生地検知アプリ、海洋の油流出検出APIなどが開発されました。
各会場の優勝チームは世界大会に進出し、12月にグローバルアワードが選定される予定です!さらに、札幌会場での優勝チームには、北海道スペースポート見学ツアーが与えられます!!

札幌会場の舞台は「SAPPORO Incubation Hub DRIVE」!
主催はSPACE COTAN株式会社、共催はSTARUP CITY SAPPOROと北海道情報大学宇宙情報センター、特別協力はNoMaps実行委員会、後援は北海道。
さくらインターネット株式会社、ビットスター株式会社、株式会社DRIVE Incuvation、株式会社JSOLに協賛いただきました。

全体説明をするファシリテーター湯村先生
本取り組みに協賛いただいた皆様

1日目、チームビルディングと課題選定

札幌にあるコワーキングスペースDRIVEで開催。現地参加者15人で、学生、社会人、外国籍の方など、幅広くインターナショナルな参加者層となりました!
参加者には、北海道スペースポートグッズが配られました!!

北海道スペースポート最新ステッカー

イベント説明の後、当日初めて会った人同士でどのような社会課題に取り組みたいか意見交換し、意気投合したメンバーでチームビルディング。5チームに別れてのサービス開発となりました。

チーム作業では、どのような社会課題を解決するか、そのために必要なデータは何かなどを話し合い、データ分析やプログラミングでサービスを開発していきます。

チームに分かれて作業開始!

1日目は18:00に中間発表会を実施し、各チームの方向性や進捗を共有!
コロナ前後の人流分析、水不足の課題解決、宇宙ミッションのボードゲーム制作、AIによる科学遺産の保護、人工衛星データの魅力的な可視化などの方向性が見えてきました!!

製作状況を中間発表!

中間発表後も各チーム作業を進め、2日目の最終審査会までに、サービス開発を進めます!!

2日目、開発の追い込み、優勝チームは!?

2日目も各チーム、朝から作業。寝不足気味の参加者も見受けられました。
昼食を買いにいく時間も、食べる時間も惜しい参加者のため、昼には運営からパンが提供されました!

札幌では有名な、どんぐりの「ちくわパン」等

あっという間に15:00になり、最終審査会です!
審査員は、以下の3名。
北海道庁の丸山氏
北海道情報大学の栗原氏
SPACE COTANの大出氏
発表5分、質疑応答1分で、Impact, Creativity, Validity, Relevance, Presentationの5項目により審査されます。

1チーム目のBeyond-RGBは、地図上に人工衛星データを重ねて表示するアプリ。可視光を越えたあらゆる波長のデータを解析した状態で地図に表示することで、その地域の植生や水の分布などが把握出来ます。
人工衛星データによる検討をしてみたいけど、最初の解析ハードルが高くて出来ない!という、すべてのユーザーに有益なサービスです!

トップバッターだが堂々の発表!

2チーム目のGenMod Space Explorerは、宇宙探索をしながら、様々なミッションやトラブルに対応し、宇宙ヒーローをつくるボードゲームをつくりました!
子どもから大人まで、楽しく遊びながら宇宙を学べるゲームを目指しました!!

短期間で色んな設定が考えられています!

3チーム目のDarkSide Of The Moonは、NASAに蓄積された文献を検索できるサービスを開発。現在の、NASAの文献検索は、大文字小文字が違うと検索出来ない、1ワードでしか検索出来ないなどの課題があるそうで、それをAIを活用しながら解決しました!!

実際に利用できるまでの完成度!!

4チーム目のnight lightは、夜間光のデータから都市部の経済活動変化を読み解く検討をしました!
現在の経済活動評価は半年や1年に1度しかないが、夜間光データで評価出来れば、何かの施策を実施後すぐに効果を測定出来る可能性があります!!

仮説検証の経緯も説明!!

5チーム目のPlaPETは、貯水量等のデータから、淡水を世界全体に効率的に行き渡らせるための施策検討サービスをつくりました!
独自のアルゴリズムを構築し、今後、月や火星の都市開発計画にも応用できる可能性を秘めています!!

移動距離なども計算に入れているとのこと!

審査を終え、結果発表!
HOSPO賞は、ボードゲームをつくったGenMod Space Explorer!
教育などで宇宙の認知拡大にも取り組む北海道スペースポートと連携した宇宙教育コンテンツに出来る可能性を感じての選出です!

HOSPO賞!!

北海道情報大学宇宙情報センター賞は、検索機能をつくったDarkSide Of The Moon!
課題を明確にし、解決するサービスを短期間で開発しきったことが評価されました!!

北海道情報大学宇宙情報センター賞!!

丸山審査員賞は、解析済み人工衛星データを地図に重ねて表示するサービスをつくったBeyond-RGB!
宇宙ビジネスへの参入障壁を下げる取り組みが評価されました!!

丸山審査員賞!!

Incubation Hub DRIVE賞は、夜間光で経済活動を評価するnight light!
短期間で様々な仮説を検証したことが評価されました!!

Incubation Hub DRIVE賞!!

参加者全員の投票により選出されるPeople's choice賞は、DarkSide Of The Moonとnight lightが同票で受賞!
そして、最優秀賞は、貯水量から淡水移動の最適化を検討した、PlaPET!
独自のアルゴリズムをつくり、Dockerなども用いながらサービスを作り上げたことなどが、世界大会に通用する可能性を評価され受賞しました!!
世界大会に向け、最後までサービス紹介ページのブラッシュアップを頑張って下さい!副賞のHOSPO見学も、ぜひお越しください!!

最優秀賞!!

最後はみんなで記念撮影と交流会。
初参加でも、プログラミング出来なくても楽しめたこと、プログラミングや宇宙に興味ある人と繋がれたことなど、各参加者に大変満足して頂けました!今回我々も初運営をしてみて、参加者の皆様が短期間で素晴らしいソリューションを開発するのを見ることができ、とても楽しい2日間を過ごすことができました!
また、本取り組みは、ご協賛いただいた、さくらインターネット株式会社、ビットスター株式会社、株式会社DRIVE Incuvation、株式会社JSOLの皆様により、成り立っています。本当に、ありがとうございました!!

各チーム、本イベントをキッカケに新たなビジネスが産まれることに期待したいですし、また次回も楽しんでご参加頂けることを、心よりお待ちしております!!

みんな、やり切りました!!

北海道スペースポートに取り組む大樹町に、ふるさと納税の特設サイトが完成しました!!
ふるさと納税は、北海道スペースポートの建設費や、宇宙のまちづくりに活用されます!!
ぜひ、宇宙の取り組みの応援しつつ、美味しい返礼品をお楽しみください!!

https://furusato-taiki.jp/

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