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オーストラリアの食品成分表示を解説

[食品成分表示]とは、スーパーとかの加工品とかのパッケージの裏に書いてある"栄養成分"のことです。

日本では「食品成分表示」と記載されていますが、海外(オーストラリア)では、「Nutrition Infomation」です。直訳「栄養情報」ですが、食品成分表示と同じ意味ですね。

Energyと表示されているのは、エネルギー。つまりカロリーのことです。だいたいは[kj](キロジュール)という単位で表示されています。このKJは

[1kcal(カロリー)=4.184kj]となります。

[1kj=0.239kcal]

単位が違えば、値も違うので迷わないようにしましょう。

つまり、カロリーの単位で計算したければ、単純に×4.184をすればいいです。

KJをパッと見「多い!」と思っても、実はカロリーに計算しなおしたら4分の1なので、それに油断してオーストラリアにワーキングホリデーで来ている日本人女性の9割が太ってしまう理由は、カロリーに頼りすぎている可能性もあったりなかったり、、、

そのほか、Protein(タンパク質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)、Sugar(糖質)、Sodium(塩分)など基本的なことは書くようになっています。これらはg(グラム)表記なので、問題ないと思います。

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ちなみにこちら写真はアップルビネガーの栄養成分表示です。

また、アレルギー系の表記もちゃんとしてあります。

原材料表記(Ingredients)も日本と同じく、最初に記載されている材料から、入っている量が多いです。

Storage Instruction(保存方法)も書かれています。原産国や製造元、賞味期限(Best Before)などもちゃんと書かれています。

ちなみに、消費期限は「Used by」って書かれます。


最後に、オーストラリアに住んでいても、多くの人が気づいていない・知らない衝撃の事実をお伝えします。

オーストラリアで製造された食品は

「Made in Australia」と「Product of Australia」の2つがある。

この違いを知っている人は少ない。

「Made in Australia」とは、原材料は輸入されたが、すべて、またはほとんどの加工がオーストラリア国内で行われた製品で、50%以上の製造コストが国内で賄われていることを指します。逆に

「Product of Australia」は、ほとんどまたはすべての原材料の生産、製造がオーストラリア国内で行われた製品に表示されるんです。


以上、オーストラリアのプチトリビア(豆知識)でした!(^^)!



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