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政治家への道② 動機が明確でないと政治家は続かない

※こちらの記事は、Voicyの3月26日配信分をGoogleドキュメントで文字起こししたものをベースにしています。Voicyでは有料配信としているため、こちらの記事も有料とさせていただきます。ご了承ください。

政治家への道の2回目です。政治に関心がある人や、政治家になってみたいと少しでも思っている人に聞いてもらえれば、話しがいがあるなと思います。

選挙の具体的な方法に入る前にそもそも論の話をします。政治家の一番の魅力がある一方で、政治家の制約というのもあります。やや青臭い話になるんですけど、それが揺らぐと、何のために政治家になったのか分かりませんので、その話をまずさせていただきたいと思います。

公に100%関われるということ

政治家になる最大の意味合いは、一言で言うと「公(おおやけ)に100%関われること」だと思っています。いろんなお仕事をされている方は、それぞれの分野で公を意識することがあると思うんですよね。ある会社に勤めていたら、その会社が社会で理解される必要がありますから、社会貢献活動みたいなこともあると思うんですよね。地域でご商売をされている方は、地域のまちづくりであるとかコミュニティの中で一定の役割を果たすということを既にやられています。中には仕事をしながら消防団に入っておられて大切な役割を担っておられるような方もいると思います。そういう方々も、自らの生活が成り立たないと公に関与するのは難しいと思うんですよね。会社も、公に貢献をしたいからと言ってどんどん寄付をしていたら、存続することはできませんよね。個人で商売をやっておられても店そのものがやっていけなければ地域に貢献することはできないと思うんですよね。その部分で、やはり一定の制約がそれぞれ皆さんにはあると。

政治の世界というのは、その制約が全くないわけです。

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