車上生活の心得
こんにちは。ビートで車上生活している細音希です。
今回は、車上生活をしていて得た知識などについて書いていきます。
車について
車上生活に必要な車といえば、バンやキャンピングカーのような、荷物が沢山積めて部屋のように使える車を想像されるかと思います。
実際、そこまでいりません。
僕が生活しているのはこの2人乗りのオープンカーです。
後ろにエンジンを積んでいるので、トランクはめちゃくちゃ狭いです。
これでも生活出来ています。
だから、やろうと思えば車なんて何でも良いです。
ちなみに僕は、次はカプチーノかミラジーノにしようと思っています。
そして、ここからわかったことですが、最低限、
食料、調理器具、衣類が積めて自分が寝るスペースがあればOK
です。
あと、あると便利なものですと、
工具、ソーラーパネル、インバーター、ポータブル電源、スリッパなど。
工具は、パンクの応急処置だったり、ちょっとしたDIYで使う工具があると便利です。
ソーラーパネルは、ポータブル電源を充電するのに使います。車のバッテリーあがりのときにも充電できるので安心です。
僕は120Wのと、29Wのを持っています。
インバーターは、純正弦波のものを買いましょう。矩形波だと使えないものもあります。
僕が使っているのはこれです。
正弦波にしてはかなり安いですし、特に不便なく使えています。
おすすめです。
ポータブル電源は、大容量のほうが安心ですが、フル充電のために何時間も公衆電源を使うのは気がひけるので、そこそこのものでいいです。
かばんに入るサイズが良いと思います。
僕はこれを使っていて、出力は200Wとそんな大きくないですが、ノートPCを使うには十分です。いつもノートPCと一緒にリュックに入れています。
スリッパは、僕は買ってませんが、多分冬になったら買います。
車中泊って結構足元冷えるので、もこもこの温かいスリッパがほしいです。
靴下や靴を履いていると結構苦しいですし、脱いでいたほうがぐっすり寝られます。
荷物の置き場所について
これは必ず守りましょう。
・刃物や危険物をポケットに入れない。
・運転席や助手席からすぐに手が届く場所やすぐ取り出せる場所に危険物を置かない。
車上生活では、どうしても車に刃物などの凶器になり得るものを積んでおかないといけませんが、これを、すぐ手の届く場所においてあると、最悪逮捕されます。
最近知ったのですが、銃刀法違反にならないような刃渡り7cm未満の小さなものであっても、「凶器携帯」という罪になるらしいです。
包丁も工具も、きちんと入れ物に入れて手の届きにくい場所に保管しましょう。
僕の車は狭いので、トランクにでも入れてないと大体手が届いてしまうのですが、
国家の犬から「危ないものとか所持してない?」と聞かれて、収納箱の底のほうに手を伸ばして、すごく取りづらそうに「う~~ん」とかいいながら包丁を取り出して見せると、「料理のためだけに使ってね」とだけ言われてそれ以上なにもありませんでした。
睡眠について
寝るとき、後部座席を倒してフラットにして布団を敷いて寝ているような動画をよくYouTubeで見ますが、別に、シートでも寝られます。
実は2年前にも5ヶ月ほど車上生活をしていまして、最初はパジェロミニの後部座席を取っ払ってベニヤを敷いて毛布や寝袋を使って、足を伸ばして寝るようにしていたのですが、
1ヶ月半くらいしてスイフトに乗り換え、また後部座席を加工したりするのが面倒で助手席のシートを倒して寝るようになりました。
意外と普通に寝られて、その後はずっとシートですね。
足や腰は少し曲がった状態になりますが、一度寝入ってしまえば関係ありません。
今はビートで、リクライニング出来ないシートですが、うまく体を横に向けてぐっすり寝ています。
要は慣れです。
防犯について
できるだけ窓を目張りして、車の中が見えないようにしましょう。
寝ているときも、起きているときも、車から離れているときも。
車の中が見えないと、盗めるものがあるかもわからないし、中に人が乗っているかもわからない状態なので狙われにくいです。
あと、目張りしているとよく職質にあったり通報されます。
国家の犬が車の窓をコンコンと叩いてきたときは、素直に応じましょう。
駐車場所について
これについては、車中泊OKな有料の駐車場やキャンプ上でもなければすべてグレーです。
なんなら、時間貸しの有料駐車場ですら不審がられて通報されることがあるらしいです。
誰でも停めてOKな河川敷でも通報されました。
もちろんお店の駐車場でもときどき通報されます。
サービスエリアや道の駅は、車中泊NGなところがほとんどで、仮眠や休憩程度まではOKです。
ただ、黙認されているところが割と多いです。
黙認というか、放置というか。
僕がよく使うのは、下記の場所です。
1泊の場合: コンビニの駐車場
2~3泊の場合: ドン・キホーテの平面駐車場、道の駅
4泊以上の場合: 市営の施設や公園の駐車場
ってかんじですね。
あと、地域によっては国道沿いに無料駐車スペースがあったり、山道・峠道にも無料駐車スペースがあったりします。
ポケットWiFiがあるならそういう場所もアリですね。
まあ、どこに駐車するにしても、全く動かさず4~5日停めていれば国家の犬が来ます。
若い警察官は平気で屁理屈をこねこねして叱ったりしてきますが、下手に反発せず、指示には素直に従いましょう。
ちなみに、職質を受ける場合には録画もしくは録音をしましょう。
ここでは詳しい理由の説明は割愛しますが、理不尽な職質に合わないために記録を残す目的であれば警察官の職質の様子、顔、声を録画・録音するのは法的にOKらしいです。
というわけで今回の記事はこれくらいにしときます。
車上生活について質問があればコメントに好きなだけ送ってくださいね!
次回は、最近のマイブームの道の駅巡りのお話でもしましょうかね。
ではでは。
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