#20 育児小ネタ(お父さんバッグ)
リュックがいいよ、リュック
お父さんたるもの、スマートにシュッとお出かけしたいものである。できればお母さん抜きで。家でゴロゴロとしといてもらおう。そんな時に大事なのが、子育て七つ道具を入れておくべき、お父さんバッグである。これさえあれば、どんな事態にも対応できるぜ!という心強い鞄の存在抜きに、外出などできない。丸腰で戦場行くバカいるかよ。
なお、両手が空くリュックがベスト。いろいろ試したが、ショルダータイプや腰に巻くやつ、トートバッグなんかは、なんだかんだでしんどくなる。今時はバックパックなんて言うと思うけども、リュックはリュックだし、ズボンはズボン。伝わればそれで良い。
奴らはすぐに喉が渇いたりもするし、夏場なんかは特に注意が必要なので、スッと飲み物を出せるよう、外側にこんなのがあるタイプがオススメ。サササッと取り出そう。
最近のランニング需要に応じてか、メインの物入れスペースとは別にランニングシューズを入れるところがあるタイプ。これだとより良い。ここに使用済みオムツなど入れることができる。なんだかんだでビニール袋をいつも持ち歩いているので、個人的にはあまり使用することはないが。人によっては、こういったスペースが有り難いだろう。
中身
タオル。万能選手。とりあえずタオル一本入れておけば、なんとかなるケースがほとんど。絶対に外せないマストアイテムだ。先発投手みたいなもの。こいつがいないと試合にならない。なお写真は私の故郷が誇る道後温泉のハンドタオルと、ひょんなことから出場した東京マラソン2013のバスタオル。それは本筋とは関係ない。タオルはなんだっていい。
オムツは意外とコンビニにない。スーパーにもない。先日あろうことか、出先でおむつ忘れに気付き、最寄りスーパーに駆け込む。そこで「高齢者用のはあるんですけど」と。なるほどこれが現代日本社会だぜ!と痛感したばかり。乳幼児用のオムツはあんま置いてない。なので、忘れずに入れておきたい。
とにかく奴等はトリッキー。公園で水溜りにダイブした時は、笑うしかなかった。雨の次の日は特に御用心である。また、食事の際にも「ウソでしょ?」なムーブをかますので、上下ともにセットして持っておこう。もちろん、肌着も靴下も。
スプーン・フォークにスタイ、食材切りバサミ。あれば助かる。なきゃないでいい。長男はパンが好きなので、お出かけ時の昼食は大体パン。なので使用頻度はあまり高くない。が、不意にファミレスなど入ることもあるだろう。その際にはハサミとスタイが本当に役立つ。スプーンとフォークはなんとかなるので、なくても良い。
あれば良い。が、おしりナップやタオルで代用可能なため、なくてもいい。なお我が家にはこれがたくさんあるので、いつも入れている。
絶対いる。タオルくらいいる。使用済みオムツやゴミを入れよう。来た時よりも美しくの精神は、学生時代から我々の心に深く刻まれているはずだ。
腕一本でいけるパワフルお父さんであれば、いらない。だが私は腰に爆弾を抱えているし、右手小指にも爆弾を抱えているので、マストアイテム。
いらないと思っていたが、先日「まじ助かった〜」という場面あり。自転車で目的地に向かっている際、目的地手前で寝る長男。これは大変。少し進路を変更して公園に向かう。いい感じの芝生を見つけるも、前日の雨のせいで少し濡れている。
そこで大活躍。まじあってよかった。本当はそうっとこの上に置いて、お昼寝させたかったけど、まぁ起きる。寝れるわけないだろ。なお奇跡的に寝た場合には、バスタオルがお布団にもなるので、やっぱりタオルは最高だぜ!というお話。最悪レジャーシートがなければ、バスタオル敷けばいいし。
装備品選定もお父さんの仕事
以上、私なりのお父さんバッグを紹介したが、こんなものは個人の感性によって無限大。自分なりのお父さんバッグを作り上げてもらいたい。また、季節によっては保冷剤だのカイロ、毛布、上着だの、どんどん増えたりもする。そうなると重くなって体力を削られるので、行き先に応じて中身の取捨選択を戦略的に行うべきだろう。最悪、タオル一本あればなんとかなる。バッグすらいらないかもしれない。くらいの気持ちで。
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